ドナルド・トランプ米大統領といえば、後方の毛をあの手この手で前方に持っていき、斜めに流して前髪のようにセットした個性的な髪型が定番。
大統領就任前からもう何年もこの髪型を貫いており、セットには結構な手間と時間が必要とされることで知られているが、最近、トランプ大統領がいつもとは違う斬新なヘアスタイルを披露する場面があった。
訪英直前の米現地時間6月2日日曜、米バージニア州にあるマクリーン・バイブル・チャーチで行なわれた日曜礼拝にサプライズ参加したトランプ大統領は、2日前に同州バージニア・ビーチで発生した銃乱射事件の被害者たちに祈りを捧げるため、牧師とともに登壇。
President Trump makes an unannounced stop at McLean Bible Church in Vienna, VA. pic.twitter.com/qBZzDi96vl
— The Hill (@thehill) 2019年6月2日
神妙な面持ちで目を閉じ、牧師のスピーチに耳を傾けたトランプ大統領だったが、礼拝の参加者やニュースなどでその模様を見た視聴者たちは、いつもとは違う彼の髪型に釘づけに。
ベースボールキャップを外したトランプ大統領の髪型は、「コームバック」と呼ばれる、後ろに向かって撫でつけられたオールバックスタイルだった。
トランプ大統領の礼拝参加は一瞬のことで、事前告知もなく行なわれたもの。
急なスケジュール変更となったためにヘアスタイリストの調整がつかなかったのか、それともこの日は違う髪型に挑戦してみたい気分だったのか、明らかに普段とは異なるトランプ大統領の激レアな髪型にアメリカ国民だけでなく世界中の人々が「別人みたいだ」、「一瞬誰だか分からなかった」と驚きのリアクションを見せた。
この翌日、妻のメラニア夫人や娘のイヴァンカ・トランプ、その夫であるジャレッド・クシュナーとともにイギリスを訪れ、エリザベス女王やチャールズ皇太子ら、ロイヤルファミリーと対面したトランプ大統領の髪型は、トレードマークとなっているあのヘアスタイルに逆戻り。オールバックへのイメチェンは、どうやら一時的なものだったようだ。
(フロントロウ編集部)