映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の主要キャストたちが、劇中のコスチューム姿で子供病院を訪問。病気と闘う子供たちに勇気と希望を与えた。(フロントロウ編集部)

 シリーズ最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で主人公のスパイダーマンことピーター・パーカーを演じる俳優のトム・ホランド、ピーターが思いを寄せるクラスメイト、MJ役の女優ゼンデイヤ、そして同作で新キャラクターとして登場したミステリオを演じた俳優のジェイク・ギレンホールの3人が米カリフォルニア州にあるロサンゼルス小児病院を訪問した。

 入院生活を送る子供たちに、アメリカ西海岸で初めて『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』を鑑賞する観客となってもらいたい(※1)という想いから企画された病棟内での特別上映会後、トムとジェイクが劇中で着たスパイダーマンとミステリオの衣装を着用して子供たちの前に登場。

※1 全米公開は世界最速となった日本公開よりも遅い7月2日だったが、それに先行して子供病院で上映会が行なわれた。

 ボーダーのニットにジーンズというカジュアルな装いで登場したゼンデイヤとともに、子供たちが暮らす病室を訪ねて回り、記念撮影はもちろん、さまざまな質問やリクエストに応えるなどサービス精神全開で交流し、子供たちを喜ばせた。

 ロサンゼルス子供病院がYouTubeで公開した動画では、トムが男の子が乗ったオモチャの車を押し、ゼンデイヤが男の子の腕に繋がった点滴を運びながら、廊下を逃げるジェイクと追いかけっこをしたり、「僕はスパイダーマンが大好き。手から蜘蛛の糸も出せるし」と“スパイダーマン愛”を語った男の子にトムが「ごめんね、糸を出すところを見せてあげたいんだけど、ここに来るまでに使い切っちゃった」とお茶目な言い訳をしたりと、スパイダーマンに憧れる子供たちをハッピーな気持ちにさせるおもてなしを連発。

 心温まる交流の模様はコチラの動画から見ることができる。

 世界最速となる6月28日に日本公開を迎えた『スパイダーマン』シリーズ最新作『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は、日本国内での週末3日間の動員数が約67万人、興行収入が10億円を突破するという超好調な滑り出しを見せている。

 4月に公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界を描いたMCU(※2)のフェイズ3の幕引きとなる同作は“スパイダーマン史上最高に面白い映画”と評されているがキャストたちと会った子供たちの笑顔から見ても、その評判に間違いはなさそう。(フロントロウ編集部)

 ※マーベル・シネマティック・ユニバースの略

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