6月28日に日本公開した映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に出演するゼンデイヤが、「活動家」と呼ばれたくない理由を明かした。(フロントロウ編集部)

 ディズニー・チャンネルのドラマ『シェキラ!』の出演をきっかけにブレイクし、そこから、映画『グレイテスト・ショーマン』や『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に出演しているゼンデイヤ。政治や社会への強い関心を日々発信していることで知られ、その影響力は絶大なもの。

画像1: ゼンデイヤ、「活動家」の肩書を否定したカッコよすぎる理由とは

 ポジティブな姿勢から「活動家(アクティビスト)」と呼ばれることもあるゼンデイヤだけれど、本人はそう呼ばれることを望んでいないという。彼女は、英Elleインタビューのなかで「アクティビスト」と呼ばれることに対してこんな風にコメントしている。

「ひとつ言えるとするなら、私はただ正しいことをしようとしている“良い人”っていう感じかな。ほかの多くの人がもっとがんばっていることを知っているから。そういう人たちを“活動家”って呼ぶのよ。私はただそれをサポートしたいだけ。活動家って呼ばれることは嬉しいけれど、私はもっとできるはず。ほかの人たちみたいにさらに頑張って、もっと良い行ないをしたらそうやって呼ばれることもできると思う」

 アクティビストは、「過激に主張する人」という偏ったイメージをもたれて敬遠されることが少なくない。しかしゼンデイヤの場合は、逆に彼らに憧れ、自分はまだまだそう呼ばれる器ではないと謙虚な姿勢を見せて、アクティビストを称賛した。

画像2: ゼンデイヤ、「活動家」の肩書を否定したカッコよすぎる理由とは

 黒人に対する暴力や人種差別の撤廃を訴える「#BlackLivesMatter」ではサポーターを務め、SNSやインタビューでは人種問題にたびたび言及し、最近ではドラッグや不安障害など、現代における深刻な社会問題を描く話題作『ユーフォリア』で主演を務めるなど、オピニオン・リーダーとして活躍するゼンデイヤ。2017年には女性の権利向上を求めて声を上げた「ウィメンズ・マーチ」に参加するなど、積極的に社会問題に関わってきているけれど、本人はまだまだこれからだという心意気を告白。

 ゼンデイヤは、「ひとつの型にはまって生きるのは嫌なの。『これでいいや』って思う前に、もっとチャレンジしたい」と、彼女らしいエネルギッシュな向上心をみせた。(フロントロウ編集部)

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