LGBTQ+に特化した「アレ」を体験
過去に何度も来日した経験からすっかり日本という国のファンになってしまったらしいワン・ダイレクションのハリー・スタイルズは、2019年の年末年始から2月初旬にかけてプライベートで日本に長期滞在するほどの常連に。
その際には、当時ちょうど日本を舞台にした特別エピソードを撮影していたNetflixの人気シリーズ『クィア・アイ』のメンバーたちと合流し、こじんまりとしたバーでカラオケを満喫する姿などが見かけられたが、この時、5人全員がゲイを公言している『クィア・アイ』のキャストたち、通称“ファブ5”のメンバーの知人による推しで、LGBTQ+御用達のマッチングアプリ『Grindr(グラインダー)』を初体験していたことが分かった。
5人そろって出演した米深夜番組『Watch What Happens Live(ウォッチ・ホワット・ハプンズ・ライブ)』でのトークのなかで、視聴者からの「日本でのハリーとの交流の中で、一番楽しかったことは?」という電話での質問に、ライフスタイル担当のカラモ・ブラウンがこう回答。
「ボビー(インテリア担当)と僕と一緒にバーに居た知人の1人が、ハリーにGrindrを紹介したんだ。ハリーはそれまでGrindrを見たことがなくて初めてだったみたいなんだけど、彼みたいなストレートの男性が『デート相手を見つけられるアプリがあるの!? 』って驚いたリアクションをしているのを見るのは、何とも言えない可愛さだったよ」
どうやらハリーはLGBTQ+コミュニティの出会いに特化した『Grindr』はおろか、マッチングアプリの存在や使い方すらよく知らなかったようで、アプリを通じて出会いを見つけるというコンセプトそのものに目を輝かせるという、なかなかウブな一面を覗かせていた模様。
初体験と言っても、ハリーが実際にアプリを使って出会いを探したわけではないようだが、ハリーのリアクションを聞いたカラモ以外のファブ5のメンバーたちも「カワイイ~!」、「“デート相手”って」とハリーにメロメロな反応をしていた。
ちなみに、カラモは発言の中でハリーを「ストレートの男性」と表現しているが、ハリーは2017年に行なわれた英The Sunとのインタビューで、自身のセクシャリティについて「自分のセクシャリティについて説明する必要性を感じたことはない」とコメントしており、ストレートだとは明言していない。(フロントロウ編集部)