Photo:ゲッティイメージズ、ニュースコム、MOVOTO、©Adam Degross、Jawad Dabbour、Ed Sheeran、Zoe Rain、Heinz、Shawn Mendes/Instagram
ヒット曲を次々と生み出すラッパーのポスト・マローンとシンガーのエド・シーランには、共通点が多いって知ってた?じつは山ほどある2人の共通点を徹底比較!(フロントロウ編集部)

リリースする曲は全部売れるヒットメーカー

 2018年発売のセカンドアルバム『ビアボングズ & ベントレーズ(Beerbongs & Bentleys)』からのシングル9曲を同時にトップ20圏内にランクインさせ、ビートルズが54年間にわたって保持していた記録をあっさりと破ったことで知られる、ラッパーのポスト・マローン

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 ポストは、今年9月にリリースした待望のニューアルバム『ハリウッズ・ブリーディング(Hollywood's Bleeding)』でも、初週で米ビルボード・アルバム・チャートの1位を獲得。さらに、同アルバムに収録されている「サンフラワー(Sunflower)」は、ビルボード・シングル・チャートで驚異の33週連続トップ10入り(9月25日時点)を果たし、エド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー(Shape of You)」、マルーン5の「ガールズ・ライク・ユー (Girls Like You)」が持つ史上最長タイ記録に並んだ。

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 一方のエドも、これまでに数々の名曲を生み出してきたヒットメーカーとして知られる。自分で作詞作曲を行なう“天才シンガーソングライター”のエドは、ほかのアーティストにも曲を提供しており、ジャスティン・ビーバーの「ラヴ・ユアセルフ(Love Yourself)」や、メジャー・レイザーとジャスティンがコラボした「コールド・ウォーター(Cold Water)」はエドが制作した。

プライベートで来日するほどの親日家

 昨年、「FUJI ROCK FESTIVAL '18(フジロックフェスティバル)」に出演するために初来日を果たしたポストは、それ以来、すっかり日本のトリコに。元々、日本のアニメやカルチャーが大好きで、“サムライ映画”の影響もあって日本の刀も多数所持しているというポストは、初来日の際、日本に約1週間近く滞在し、秋葉原でフィギュアやプラモデルを爆買いするなど大はしゃぎだったそう。

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画像2: プライベートで来日するほどの親日家

 そんなポストは、よほど日本のことが気に入ったのか、なんと初来日からちょうど1年が経過した今年8月に“極秘来日”。しかも、今回ポストが訪れたのは定番の東京や京都ではなく北海道・函館。なぜ函館をチョイスしたのかは不明だが、ポストに偶然遭遇し、一緒に時間を過ごした幸運なアメリカ人男性がインスタグラムにアップした写真には、居酒屋で地元民のなかに溶け込むポストの姿が。

画像3: プライベートで来日するほどの親日家

 完全プラベートでの来日だったため情報はほとんどないが、忙しいスケジュールの合間をぬってわざわざ日本に来てくれたことは、日本人としては嬉しいかぎり。

 そして、コンサートを含め、これまでに複数の来日経験があるエドも言わずと知れた親日家。プライベートで日本に約1ヵ月間も滞在していたことがあるエドは、この時、ポストと同じく北海道を訪れており、一般客に混ざってスキーを楽しんだことや、スキー場で自分のアルバムを毎日持ち歩いている熱狂的なエドファンの日本人女性と遭遇したことを、某ラジオ番組で明かしている。

 ちなみに、いまや日本旅行の“上級者”となったエドは、今年4月に来日した際、北海道日本ハムファイターズ対西武ライオンズの野球試合を観戦し、ツウな楽しみ方で日本を満喫。

画像4: プライベートで来日するほどの親日家

 また、今年5月にリリースしたジャスティン・ビーバーとのコラボ曲「アイ・ドント・ケア(I Don't Care)」のミュージックビデオの一部を大阪で撮影するなど、違ったところでも親日家っぷりを発揮している。

パフォーマンスのスタイルがそっくり

 一応、“ラッパー”という肩書きを持つポストだが、彼の楽曲はラップよりも歌唱パートのほうが多く、コンサートではダンサーなどをつけずに、1人でステージに立ってパフォーマンスをすることがほとんど。凝っているのは衣装だけで、まさに“身ひとつで勝負”するのがポスト流。

 一方のエドも、ダンサーや豪華なセットを使った派手な演出よりも、“歌を聞かせる”ことがメインのパフォーマンスという点でポストと共通している。今年4月に東京ドームで行ったコンサートを、最初から最後まで弾き語りで制したことはもはや伝説。

全身タトゥーだらけ

 パッと見でわかるポストとエドの最大の共通点といえば、タトゥー。自他ともに認めるタトゥーマニアの2人の体はタトゥーで覆いつくされており、その数は年々増え続けている。

画像1: 全身タトゥーだらけ

 上半身&下半身ともに無数のタトゥーが入っているポストだが、なかでもインパクト大なのが顔面タトゥー。しかも、最初に顔面タトゥーを入れようと思った理由が「母親を怒らせるため」というから強烈。ただし、母親と不仲というわけではなく、むしろ関係は良好で、たびたびインタビューで「母さん、愛してる」という言葉を口にしている。

画像2: 全身タトゥーだらけ

 ちなみに、左のこめかみから額にかけて入っているタトゥーは、2018年に初来日した際に原宿にある人気タトゥーショップで入れたもので、“和風の植物”をイメージしたデザインなんだとか。

 対するエドも負けてはいない。長袖のジャケットやシャツを着ていることが多いため、目にする機会は少ないが、上半身だけで言うと、じつはポストよりもエドのほうがタトゥーで覆われている。

画像3: 全身タトゥーだらけ

 シャツを脱いだ上半身裸になった姿がコチラ。これ以上入れるスペースがないくらい、鮮やかな色合いのタトゥーがびっしり!

画像4: 全身タトゥーだらけ
画像5: 全身タトゥーだらけ

高校時代に「有名になりそうな人」に選出

 ポストもエドも高校時代からカリスマ性を発揮していたようで、2人とも高校生の時に、同級生の投票による「将来、有名になりそうな人」に選ばれた過去を持つ。言うまでもないが、高校卒業後、ポストもエドも同級生らの予言通り、世界中にその名を轟かせることに。

画像: ポストもエドも高校時代からカリスマ性を発揮していたようで、2人とも高校生の時に、同級生の投票による「将来、有名になりそうな人」に選ばれた過去を持つ。言うまでもないが、高校卒業後、ポストもエドも同級生らの予言通り、世界中にその名を轟かせることに。

 ポストもエドも高校時代からカリスマ性を発揮していたようで、2人とも高校生の時に、同級生の投票による「将来、有名になりそうな人」に選ばれた過去を持つ。言うまでもないが、高校卒業後、ポストもエドも同級生らの予言通り、世界中にその名を轟かせることに。

コラボしてるアーティストが一緒

 音楽性は違うが、ポストとエドのあいだにはコラボしているアーティストにも“かぶり”が。最新アルバムから、ポストは『ハリウッズ・ブリーディング』、エドは『 No.6 コラボレーションズ・プロジェクト(No.6 Collaborations Project )』に収録されている楽曲で、それぞれラッパーのトラヴィス・スコットとコラボしている。

ポスト・マローン ft.オジー・オズボーン&トラヴィス・スコット
「テイク・ホワット・ユー・ウォント(Take What You Want)」

エド・シーラン&トラヴィス・スコット
「アンチソーシャル(Antisocial)」


番外編:好きが高じて飲食系メーカーとコラボ

 ものは違うが、2人とも好きが高じて飲食系メーカーとコラボ。ポストはプライベートでよく飲んでいるビールブランドのバッド・ライト(Bud Light)、エドは日本でも売られているハインツ(Heinz)のケチャップとそれぞれタッグを組んで、超プレミアムな限定商品を制作している。

画像1: 番外編:好きが高じて飲食系メーカーとコラボ
画像2: 番外編:好きが高じて飲食系メーカーとコラボ
画像3: 番外編:好きが高じて飲食系メーカーとコラボ

住むなら都会よりも田舎派

 アメリカならロサンゼルスやニューヨーク、イギリスならロンドンといった大都会もしくはその近辺に住むセレブが多いなか、ポストとエドが生活の拠点として選んだのは、何もかも手に入る都会ではなく、どちらかというと不便そうな田舎。

 ポストの自宅があるのは、セレブに人気のビバリーヒルズやハリウッドヒルズといった超高級住宅街ではなく、彼がブレイクする前から拠点としているユタ州ソルトレイクシティ。

画像: ポストの自宅内部の写真。

ポストの自宅内部の写真。

 ポストはユタでの暮らしをたいそう気に入っているそうで、「仕事からもみんなからも遠く離れたユタで、ビデオゲームとビールをお供に1人っきりで過ごす時間が好きなんだ」と、先日出演したラジオ番組『Beats 1』で語っている。

 ちなみに、エドは売れっ子になった現在も、ロンドンから遠く離れた故郷のイギリス・サフォーク地方に住んでおり、そこで2018年に結婚したばかりの妻チェリー・シーボーンとの“愛の巣”をかまえている。

共通の友人が多い

 コラボしているシンガーが一緒なら、交友関係にも共通点が。とくに、シンガーのジャスティン・ビーバーとは、ポストとエドともに公私で良い関係を築いており、次世代を担う若手シンガーソングライターのショーン・メンデスともそれぞれ交流がある。

ジャスティン・ビーバー

 まだデビューしたてのポストが、ジャスティンが2016年から2017年にかけて行なっていた、パーパス・ワールド・ツアーのオープニングを務めていた頃からの付き合い。じつは、ポストが人生初のタトゥーを入れるきっかけを作ったのはジャスティンであり、アーティスト“ポスト・マローン”に大きな影響を与えた人物の1人。

画像1: ジャスティン・ビーバー

 記事の前半のほうで触れているが、エドとジャスティンはエドが楽曲を提供したり、2人でコラボしたりする仲で、仕事以外にも、たまたま同時期に来日していたジャスティンと一緒にゴルフの打ちっぱなしに行ったエドが、誤ってゴルフクラブでジャスティンの顔を強打したという逸話を持つ。

画像2: ジャスティン・ビーバー

ショーン・メンデス

 3歳年下のショーンとは年齢も近く、アワードなどのイベントで顔を合わせる機会も多いことから、たびたびバックステージで交流する様子が目撃されている。ショーンはたびたびポストに対する尊敬の念を口にしており、ファンからは2人のコラボを望む声も多い。

画像1: ショーン・メンデス

 同じシンガーソングライターのショーンにとってエドはまさに憧れの存在。過去にエドがショーンのライブに飛び入り参加したことがあるほか、ショーンの楽曲「フォーリン・オール・イン・ユー(Fallin' All In You)」を共同で制作している。

画像2: ショーン・メンデス

ポストとエドは“相思相愛”

 じつは、ポストもエドもお互いの実力を認め合う仲。以前出演した米ラジオ番組『Z100』で、エドが自分のことを「褒めていた」と人づてに聞いたことを明かしたポストは、「彼(エド)はとても才能に満ち溢れてるし、すごくクールだ。いつかコラボできたら嬉しいね」と、エドとのコラボにかなり乗り気な姿勢を見せていた。

画像: “動物好き”という点も共通。

“動物好き”という点も共通。

 エドはしばらく音楽活動をセーブし、休暇に入ることを発表しているため、今すぐにとはいかないかもしれないが、何かと共通点の多い2人が将来的にコラボする可能性は大。


ポスト・マローン 『ハリウッズ・ブリーディング』

画像: ポストとエドは“相思相愛”

『ハリウッズ・ブリーディング』(日本盤)
10月9日(水)発売
価格:2,200円(+税)
アルバムの視聴はコチラ:https://umj.lnk.to/PostMalone_NewAL

収録曲:
01. ハリウッズ・ブリーディング
02. サントロペ
03. エネミーズ feat. ダベイビー
04. アレジック
05. ア・サウザンド・バッド・タイムズ
06. サークルズ
07. ダイ・フォー・ミー feat. フューチャー、ホールジー
08. オン・ザ・ロード feat. ミーク・ミル、リル・ベイビー
09. テイク・ホワット・ユー・ウォント feat. オジー・オズボーン、トラヴィス・スコット
10. アイム・ゴナ・ビー
11. ステアリング・アット・ザ・サン feat. シザ
12. サンフラワー(スパイダーマン:スパイダーバース)with スウェイ・リー
13. インターネット
14. グッバイズ feat. ヤング・サグ
15. マイセルフ
16. アイ・ノウ
17. Wow.
※日本盤ボーナストラック未定

(フロントロウ編集部)

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