人気ランジェリーブランドのヴィクトリアズ・シークレットが、正式にファッションショーの中止を発表した。(フロントロウ編集部)

ヴィクシーが下した決断とは

 人気ランジェリーブランドのヴィクトリアズ・シークレットの魅力のひとつといえば、その華やかな世界感。それを象徴するものとして、同ブランドは毎年ファッションショーを開催。華やかな世界感で、多くの人を虜にしてきた。

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 7月には、同ファッションショーのランウェイを何度も歩いた経験を持つモデルのシャニーナ・シェイクが、豪Daily Telegraphのインタビューで「残念ながら今年のヴィクシーショーは開催されない」と発言。ブランドからの公式発表が待たれていたなか、ヴィクトリアズ・シークレットの親会社であるL Brands(エル・ブランズ)が21日、ファッションショーの中止を正式に発表した。

 L Brandsのファイナンシャルオフィサーであるスチュアート・バーグドアーファー氏は「ブランドのマーケティングを発展させることが重要」と話し、こう述べた。

「ヴィクトリアズ・シークレットのパフォーマンス低下を受けて、顧客の共感を呼べるような商品を保証することにフォーカスしながら、私たちはビジネスにおける“投資”から実質的に身を引くことにしました」

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 ヴィクトリアズ・シークレットは、1995年に第1回目のファッションショーを開催。煌びやかなランジェリーに身を包んだ出演モデルに加え、豪華なアーティストがパフォーマンスすることで世界の注目を集めていた。

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 しかし最近では、ヴィクトリアズ・シークレットが推す“理想の女性像”と、多様性を求めるようになった世間の流れとの間にズレが生じてきたとも言われていた。同ブランドのマーケティング担当を務め、毎年ファッションショーのキャスティングで大きな役割を担ったエド・ラゼックが打ち出してきた「セクシー=美」というイメージや、プラスサイズやトランスジェンダー(※)のモデルを起用しないブランドの方向性が批判を浴び、今年8月にはエドがその役職を降りることを発表した。
※トランスジェンダーとは、心と体の性が一致しておらず、性転換をしたい・した人のこと。心と身体の性を一致させたいトランスジェンダーの人々のことをトランスセクシュアルと呼ぶ。

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 しかし今年に入り、同ブランドの広告塔であるエンジェルに初めて赤毛モデルのアレクシーナ・グラハムが選出され、姉妹ブランドPINKはカタログにトランスジェンダーモデルを起用。さらにヴィクトリアズ・シークレットがブランドBLUEBELLAとコラボしたラインには、キャンペーンモデルとしてプラスサイズモデルが抜擢されるなど、ヴィクトリアズ・シークレットは新たなチャレンジに乗り出しはじめている。(フロントロウ編集部)

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