ブラウンリップが似合わない理由
オシャレでカッコいい色気を演出する「ブラウンリップ」は秋冬に人気のリップカラーだけれど、いざ使ってみるとなんだか顔色が悪く見える、リップだけ浮いているという経験をした人も多いのでは？
メイクアップ・アーティストのリサ・ポッター・ディクソンによると、ブラウンリップが似合わない理由は「肌の色に近いリップの色味を選んでいる」ため。リップの色味が肌になじみすぎると、くすんで顔色が悪く見えると米メディアByrdieにコメント。
また、シンガーのビヨンセを手掛けるセレブ御用達メイクアップ・アーティストのサー・ジョンは、「（逆に）自分の肌より3、4段階以上暗いリップの色味はオススメしないな。ゴスっぽく見えるから」と、ブラウンリップはあくまで自分の肌よりもワントーン暗めがベストだとアドバイスした。
ブラウンリップ、色選びのカギは「血色感」
ブラウンリップの色味選びを成功させるポイントは、血色感を意識すること。
リサによると、ブラウンリップはどうしても血色感が欠けてしまうため、「色白で青みのある肌の人は、ピンクみのあるブラウンを、黄みやオリーブ肌の人は赤みやオレンジみのあるブラウンを」と、温かみのある色を選ぶと失敗しにくいと明かした。
モデルのジジ・ハディッド
今っぽさを出すなら「直塗り」はNG
ブラウンリップが顔から浮いて見える理由のひとつが、直塗りしていること。
ロレアルの専属メイクアップ・アーティストのディーン・フルニエは、「ブラウンリップは、唇の輪郭を出すと、顔から浮いて古臭いメイクに見える。口紅は直塗りせず、指やリップブラシでぼかすように塗るのが今のトレンド」と米メディアShapeに語り、さらに指塗りだと発色の微調整もしやすいと付け加えた。
カッコよくて、女っぽさも上がる大人気のブラウンリップ。自分には似合わないとあきらめないで、プロの知識を参考にトレンドのリップカラーを楽しんでみて。（フロントロウ編集部）
