『ジョーカー』のトッド・フィリップス監督が、ホアキン・フェニックスとの撮影最終日に撮った写真を公開した。(フロントロウ編集部)

仲の良いホアキンとフィリップス監督

 2019年から2020年にかけて、現代社会の闇を描くその内容で、R指定作品でありながら多くの映画祭を圧巻した映画『ジョーカー』。

 とくに主役ホアキン・フェニックスの演技は高く評価され、多くの賞を受賞した。そんなホアキンがたびたび明らかにしてきたのが、トッド・フィリップス監督との絆。

画像: 仲の良いホアキンとフィリップス監督

 フィリップス監督はこだわりの強いホアキンを忍耐強く支え、現場でもアドリブで様々なシーンを撮るなど、ホアキンの俳優としての才能を信じ、その独創性を存分に引き出した。

 そんなフィリップス監督が、現地時間2月9日に開催された第92回アカデミー賞で主演男優賞を受賞し、ついにオスカー俳優となったホアキン、そして『ジョーカー』への思いをインスタグラムに綴った。

 「これらの写真はすべて、撮影最終日に撮られたんだ。終わった喜びもあったけど、強烈でユニークな経験をして、それが突然終わってしまったんだから、もちろんほろ苦い時だった。この映画はなんて素晴らしい旅だったんだ。そして、この週末にホアキンがあの(アカデミー賞の)舞台の上へ歩いていくところを見て、気分は最高潮に達したよ。すべてのキャスト、そしてスタッフにもう一度感謝したい。そしてとくに、世間で様々な批評があったなかで、作品を見に来てくれたファンのみなさんに」

 愛に溢れた言葉とともに、ホアキンとの絆が見える写真を数枚公開したトッド・フィリップス監督。

 トッド・フィリップス監督は第92回アカデミー賞の監督賞受賞には至らなかったけれど、ホアキンが主演男優賞を受賞したことで、十分満足しているよう。(フロントロウ編集部)

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