2020年9月に行なわれるスーパーソニックで来日予定のシンガーであるアレック・ベンジャミンを紹介。努力の末に売れっ子になろうとしているアレックの素顔に迫る。(フロントロウ編集部)

天使の歌声を持つアレック・ベンジャミンとは?

 1994年5月28日生まれで、自身をシンガーやアーティストではなくナレーターと呼ぶソングライターのアレック・ベンジャミン。

 アリゾナ州フェニックスで育ったアレックは、ニューヨークで幼少期を過ごし、その後再びアリゾナへ戻り、現在はカリフォルニア州で生活を送っている。アレックははじめ、大手レーベルであるコロンビアレコードと契約するも、ファーストアルバムを提出した24時間後にコロンビアレコードに契約破棄されてしまうことに。しかし、シンガーへの夢をあきらめず、音楽への情熱だけで今日まで活動してきた。

画像: 天使の歌声を持つアレック・ベンジャミンとは?

 2019年にリリースされた楽曲「レット・ミー・ダウン・スローリー(Let Me Down Slowly)」はプラチナ認定され、アレッシア・カーラを迎えたリミックスバージョンをリリース。

 2020年にはデビューアルバム『ジィーズ・トゥー・ウィンドウズ』をリリース予定で、アメリカ最大級の野外フェスであるコーチェラ・フェスティバルへの出演や、人気シンガーのルイス・キャパルディのツアーにスペシャルゲストとして抜擢され、今最も勢いがあるアーティストとして注目を浴びている。

 これから活躍すること間違いなしのアレックのことを紹介。

エミネムの大ファン

ポール・サイモン、ジェイソン・ムラーズ、ジョン・メイヤーなどのアーティストのファンだと公言するも、アレックが最も影響を受けたシンガーはじつはエミネム。自分が初めて欲しいと思い両親に買ってもらったアルバムがエミネムの『ザ・エミネム・ショウ』で、アレックはエミネムの言葉が好きということを米Paperで語った。 

また、アレックはエミネムを愛するあまり楽曲「スタン」をカバーして音楽ストリーミングサービスSpotifyで公開。その際アレックは「やあ、エミネム。『スタン』をカバーしたんだ。あなたがおそらくこれを見ないのは知っている。でも、もし見ているのであれば…。これを聞いていただけると光栄です」とツイートしてエミネム本人に聴いてもらうようお願いしファン心をのぞかせた。

シンガーの前は空手のインストラクター

じつはアレック、シンガーになる前に初めてついた仕事はなんと空手のインストラクター。地元フェニックスで空手のインストラクターとして働いており、黒帯までとったという。しかし、当時好きだった女の子が空手をしているアレックのことをかっこいいと思っていなかったようでやめたと米Billboardで明かした。

人気アーティストの公演の駐車場でアピール

アレックは18歳という若さで大手レーベルであるコロンビアレコードと契約し、アルバムを提出するもその24時間後に契約破棄。普通の人ならここでシンガーになる夢をあきらめる人がいるかもしれないが、アレックはヨーロッパへ行き、ショーン・メンデスやトロイ・シヴァンといったアーティストの公演の外で待つファンに「パーキング・ロット・ショーズ」として駐車場でパフォーマンス。そして、自らそのファンに自分を売り込み名刺などを配り、ファンを作っていった努力家。

美声のあまり天使の歌声と称される

うっとりするような歌声の持ち主であるアレック。そのため、ファンからは天使の歌声の持ち主と呼ばれるように。普段の声は低くもなく高くもない「普通」だけれど、歌声となると別。繊細な高い声で、まさに「天使の歌声」という異名はアレックにぴったり。

セレブたちが注目

アレックのファンはセレブ界にも多く、第62回グラミー賞授賞式で主要4部門を総なめにしたビリー・アイリッシュはアレックの楽曲「ザ・ウォーター・ファウンテン」をカバー。

さらに現代の3大ギタリストと称されるジョン・メイヤーは、自身のインスタグラムのライブやステージにアレックを招いて一緒にセッション。

さらにBTSのジミンは自らアレックのコンサートを鑑賞しに行ったこともあり、アレックのインスタグラムは、チャーリー・プースやホールジー、カリード、ショーン・メンデス、アレッシア・カーラ、ナイル・ホーランなどの次世代の音楽シーンを牽引していくアーティストから、ディプロやマシュメロ、ティンバーランドといったプロデューサーやDJらまでがフォローしており、世界中のアーティストから愛されている。

2020年に日本で2度目のパフォーマンス

アレックは2019年のサマーソニックで初来日。そして2020年にも9月に行なわれるスーパーソニックでパフォーマンスを行なうことが決定しており、デビューアルバム『ジィーズ・トゥー・ウィンドウズ』をひっさげて来日する。

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.