アリアナ・グランデ、ホラー映画の「衣装」の入手を熱望
シンガーのアリアナ・グランデが、毎晩就寝前に見ていることを告白してファンを心配させてしまったホラー映画といえば、日本でも2月に公開された、「思わず目を覆ってしまった」、「一体何を見てしまったんだ…」といったレビューがひしめく異色作『ミッドサマー』。
同作の製作・配給元である映画会社A24は新型コロナウイルス(Covid-19)対策のためのチャリティオークションを開催し、数々の人気作品の小道具や衣装などを出品しているが、そのなかには、『ミッドサマー』で俳優のフローレンス・ピュー演じる主人公の女子大生ダニが、“とにかくヤバすぎる”と評判のフィナーレで着用した「女王のための花のガウン」も含まれている。
唯一無二の荘厳なガウンの制作を手がけたコスチュームデザイナーのアンドレア・フレッシュがA24の公式ブログで明かしたところによると、この衣装の総重量は約15キロ。
4型のプロトタイプを経て最終形態に辿りついたといい、シルク製の花、約1万個がグルーガンを使って1つ1つ手作業で接着されたという、衣装スタッフたちの途方もない時間と労力が注ぎ込まれた逸品となっている。
アリアナがオークション参戦を宣言
そんな「女王のための花のガウン」がオークションに出品されたというニュースを受け、アリアナが『ミッドサマー』の大ファンだと知っている友人は、こぞってアリアナに“お報せ”。
ある友人からのテキストをインスタグラムストーリーで公開したアリアナは、「すごい数の人たちが私にこの情報を知らせてくれてる!」とコメント。
さらに、それに続く投稿で、『ミッドサマー』でダニを演じたフローレンスのアカウントをタグ付けしながら、「泣いてる。できる限り早急に入札するわ」とオークションへの参戦を宣言した。
このアリアナの宣言に気づいたフローレンスが、「やっちゃえ!(ガウンをゲットできたら)ハロウィンは最高のものになるよ」とエールを送ると、アリアナは、「どっちにしろ、このガウンを作ってもらおうと思ってたの!」と、すでに2020年のハロウィン衣装は「女王のための花のガウン」に決めようとしていたことも告白した。
フローレンスが、「じつは、ガウンにはワイングラスを持てるようにちゃんと穴も開いているんだよ」というプチ情報を投下すると、アリアナはさらに興奮した様子で「助けて!」とコメントしていた。
フローレンスが以前公開した『ミッドサマー』撮影中のオフショット。
ライバル出現?
『ミッドサマー』の「女王のためのための花のガウン」のオークション出品に熱烈な興味を示した人気アーティストは、アリアナだけではなかった。
「ウィズ・アウト・ミー」や「ユー・シュッド・ビー・サッド」などのヒット曲で知られるシンガーのホールジーも、オークションの開催を知り、『ミッドサマー』のワンシーンのGIFを添えて、こうツイート。
me, to myself: dont bid for the midsommar may queen outfit dont bid for the midsommar may queen outfit don’t bid for the midsommar may queen outfit don’t bid for the midsommar may queen outfit don’t bid for the midsommar ma pic.twitter.com/YUtMFhnrQH
— h (@halsey) April 23, 2020
私から私へ:『ミッドサマー』の「女王のための花のガウン」に入札しちゃダメ、『ミッドサマー』の「女王のための花のガウン」に入札しちゃダメ、『ミッドサマー』の「女王のための花のガウン」に入札しちゃダメ、『ミッドサマー』の「女王のための花のガウン」に入札しちゃダメ、『ミッドサマー』の「女王のための花のガウン」に入札しちゃ…
ホールジーが“入札したくて仕方ない衝動”を必死に抑えている様子が伝わってくる投稿は、フォロワーたちの笑いを誘っていた。
「女王のための花のガウン」の入札開始は米現地時間4月27日の正午。『ミッドサマー』からは、ほかにも「熊の着ぐるみ」や「木槌」、「花の王冠」が出品される。(フロントロウ編集部)