ロンドンで自主隔離生活を送るトム・ホランド
マーベル・スタジオ制作の映画『スパイダーマン:ホームカミング』と『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で主人公のスパイダーマンことピーター・パーカーを演じ、さらに、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ヒーローが集結する『アベンジャーズ』シリーズにも同役で出演したイギリス人俳優のトム・ホランド。
新型コロナウイルスの感染が拡大しているなか、現在トムはロンドンで弟や友人らとともに自主隔離生活を送っており、今回、その自宅からアメリカの人気トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』にビデオ通話を通じて遠隔出演。
ディズニーアニメ映画『2分の1の魔法』で主人公役の声優を務めるなど、俳優として多忙な生活を送っていたトムだけれど、外出自粛中は暇を持て余しているようで、ジミーに対して「脚本の執筆」に取り組んでいたことを報告しつつも、「常に酔っ払っているよ」と、冗談交じりに“家飲み”に明け暮れていることを告白。
「プレイステーションをしたり、歴代の映画をたくさん見たり、お酒を呑みまくっている」ことを明かすなど、自宅での隔離生活を楽しんでいる様子のトム。けれど、さすがに飲み過ぎな生活習慣を改善しようと思ったのか、「1週間はお酒を控えよう」と決断したそう。
デッドプールからの思わぬプレゼント
とはいえ、その“禁酒期間”も長くは続かなかったようで、お酒をやめようとした矢先に、映画『デッドプール』シリーズで知られる俳優のライアン・レイノルズから“あるプレゼント”が送られてきたことを告白。
「1週間は飲まないって決めたんだけど、月曜日の朝に、ある物を手に入れてしまったんだ。ライアン・レイノルズからジンが一箱送られてきたんだよ」とトム。「マジで、朝に『よし、今週はお酒を飲まないぞ』と思ったらインターホンが鳴って、愛するライアンからジンが一箱送られてきたんだ」と、“タイミング悪く”ライアンからジンが一箱分も送られてきたことを明かした。
トムがジミーに見せたジンの瓶には、ライアンが共同オーナーを務める酒造メーカー「アビエイション(Aviation)」のラベルが貼られていて、どうやらライアンはマーベル俳優の“後輩“に自身が手がけるジンをプレゼントしたよう。
司会のジミーがトムとライアンのそれぞれが演じているヒーローになぞらえ、「デッドプールがスパイダーマンを倒そうとしているみたいだね」とトムに問いかけると、トムは「その箱には、『フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダージン(フレンドリーな隣人のスパイダー“ジン”)。愛を込めて、ライアン』と書かれていたよ」と、スパイダーマンのシリーズの一つである『フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン(Friendly Neighborhood Spider-Man)』をもじったジョークが箱に書かれていたことを明かした。
“おふざけキャラ”として知られるデッドプールらしい一面を見せたライアン。ライアンからの“ありがた迷惑”なプレゼントをどうしたかについては語られなかったものの、トムが番組内でジミーに見せたジンのボトルはまだ開けられていないない様子だった。
ビデオ通話の模様はこちらから。
一方で、トムもスパイダーマンらしい一面をしっかり見せてくれていて、スパイダーマンのファンだというジミーの3歳の息子のために、このビデオ通話の終盤に有り合わせの物でスパイダーマンに扮し て登場し、ビリーの子供たちを喜ばせた。(フロントロウ編集部)