ビリー・アイリッシュが幼少期に大好きだったというある曲について、今年になってからそれがテイラー・スウィフトの楽曲であることを知ったと告白した。(フロントロウ編集部)

ビリー・アイリッシュが父親と共にラジオに出演

 ビリー・アイリッシュが、父親のパトリック・オコネルと共に司会を務めているApple MusicのBeats 1のラジオ番組『me & dad radio』に出演。ビリーの幼少期を形成した楽曲について話す中で、とある曲にまつわる思い出を語り合った。

画像: ビリー・アイリッシュが父親と共にラジオに出演

 現在18歳のビリーは、自身が幼少期によく聴いていた楽曲の1つとして、テイラー・スウィフトが2006年にリリースしたセルフタイトルのデビューアルバム『テイラー・スウィフト』に収録されている楽曲「ピクチャー・トゥ・バーン」をピックアップ。同曲について、「4歳くらいの頃、この曲が大好きだった。いや、もっと上だった頃かも。確か、6歳くらいの頃ね」と回想した。

 テイラーがまだカントリー路線だった初期の頃にリリースしたこの楽曲について、「テイラー・スウィフトにはカントリーとポップがクロスオーバーした素晴らしい楽曲があって、こういうエピソードがいくつもあるよね」と応じた父親のパトリックに対し、「クレイジーだよね。すごくカントリーっぽいし」とビリー。

画像: 2006年、カントリー・ミュージック・アウォーズに出席したテイラー・スウィフト。

2006年、カントリー・ミュージック・アウォーズに出席したテイラー・スウィフト。

 「改めて聴くと驚くよ。こんなにカントリー感があったとは思わなかった。当時はこの曲が最高にイケてると思っていて、大好きだったの。超クールだし、素晴らしいと思ってた。本当に好きだったの」とビリーは続けて語った上で、実は最近までこの曲がテイラーのものだったとは知らなかったことを告白した。

最近になってテイラー・スウィフトの曲だと知ったとビリー

 「実を言うと、今年になって初めて、これがテイラー・スウィフトの曲だってことに気がついたんだけどね」とビリー。「ピクチャー・トゥ・バーン」は、仲違いして別れた元恋人の「写真を燃やす(Picture to burn)」ことについて歌っている曲なのだけれど、当時6歳だったというビリーには歌詞の意味がまだ理解できなかったようで、当時を次のように振り返った。

 「『ピクチャー・トゥ・バーン』が何を意味するのか、理解していなかったの。『バーン(燃やす)』っていう言葉だけは知っていたから、『CDを焼く』みたいな意味だと思ってた」と、CDにデータを書き込むことについて歌っていると思っていたと、ビリーは当時の勘違いを笑いながら振り返った。

 幼少期に知らずのうちにテイラーの楽曲に魅了されていたというビリーだけれど、一方のテイラーは昨年、2010年代に最も秀でた活躍を見せた女性アーティストとして米Billboardから「ウーマン・オブ・ザ・ディケイド」を授与された際に披露した受賞スピーチの中で、ビリー・アイリッシュの名前も挙げて女性アーティストたちの活躍を称えた。(フロントロウ編集部)

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