待望の続編『デッドプール3』の制作はどうなっている?
マーベル・コミックを代表する異色の人気ヒーロー、デッドプールを主人公に描いた映画『デッドプール』シリーズの続編について、原作者のロブ・ライフェルドが“もう作られないかもしれない”と米Colliderのインタビューで発言したことが話題になっている。
『デッドプール2』では脚本も務めた主演俳優のライアン・レイノルズも、以前、中国で開催されたイベントですでに続編の制作に取りかかっていることを明かすなど、水面下で企画が進行していると思われていたが、ロブは「もしかたら次の『デッドプール』はないかもしれない」とコメント。
ただし、少なくとも原作者であるロブは『デッドプール3』の映画化の話が流れてしまったとしても、1ミリの後悔もないそうで、「私は構わない。ものすごく誇りに思っている過去の2作品を通じて、素晴らしい経験をすることができたからね。この作品のおかげでみんなと出会えて本当によかった。ライアン(・レイノルズ)、ジョシュ(・ブローリン)、ザジー(・ビーツ)、デヴィッド(・リーチ)、ティム(・ミラー)。みんなのことを愛してる。彼らの仕事ぶりは最高だった。過去の2作品はこれから先もずっと称賛されると思う」と、シリーズ1作目&2作目への愛を口にした。
ファンとしてはぜひとも『デッドプール3』を制作して欲しいものだが、果たして?
ちなみに、ロブはジョシュ・ブローリン演じるケーブルを主人公にしたスピンオフ作品の制作を推しているそうで、『ケーブルを主人公にした彼単独の映画シリーズが作られるべきだと思う。彼なら『デッドプール』から独立して存在することができる。彼はもう何年もそうしてきたしね。デッドプールが約350冊のコミックに登場したのに対し、ケーブルは約520冊のコミックに登場してる。あぁ、数えたよ」と言うと、続けて「『デッドプール2』の撮影終了後から公開するまでのあいだに、ジョシュととても親しくなったんだ。彼は後に続く作品でケーブルを探求できることをすごく楽しみにしてた。それがXフォースの単独作品だったんだ。彼に言わせると、ケーブル中心の作品だね」と、ジョシュもケーブルがフォーカスされることにかなり乗り気な様子だったという。(フロントロウ編集部)