追記:報道が出た直後、リリ・ラインハートがツイッターを更新し、「私の最新のインタビューから抜粋された発言は、“破局”について語ったものじゃない。あれは、私が過去数ヵ月間にわたって経験したうつ症状について語ったものだった」と発言の真意を説明。詳しくはコチラから。
リリ・ラインハート、コール・スプラウスとの破局に初言及
映画『ハスラーズ』などにも出演する注目俳優のリリ・ラインハート(23)は、正確な時期は明かされていないものの、新型コロナウイルスの蔓延により世界中に激震が走った3月よりも前に、約3年間交際した人気学園ミステリードラマ『リバーデイル』の共演者で元ディズニー・チャンネル・スターのコール・スプラウス(28)と破局。
交際中から秘密主義を貫いてきた2人は、これまで破局についてはコメントしてこなかったが、米R29とのインタビューでリリがコールと別れた後に経験した壮絶な苦悩について語った。
7月に行なったインスタグラムライブでは、パンデミックによるストレスで自身が以前から抱える不安障害やパニック障害の症状が悪化してしまったことを明かしていたリリ。
彼女のメンタルがボロボロになってしまったのは、もちろんコールとの恋愛が終わりを迎えてしまったショックも影響していたようで、R29とのインタビューでは、当時の心境を“終わりのない真っ暗なトンネル”のようだったと、こう表現した。
「まるで終わりのない真っ暗なトンネルみたいだった…(出口の)光が見えなかった。『私、死にそう」って感じで、ものすごく辛かった。だって、とにかくそこを抜ける以外、脱出する方法は無かったから」。
そんなどん底の状況を乗り越える方法について模索したというリリは、ラクになれる方法を選ぶのではなく、あえて、正面から向き合うことを選んだという。
「私は、傷心や深い悲しみ、失恋を経験したたくさんの人たちを目の当たりにしてきた。彼らは、心にぽっかりと開いてしまった穴をセックスやコカイン、食べ物、アルコールなんかで埋めようとしていた。でも、そんなことをしてもその穴は埋まらないの。私はみんながあまり選ばない道を選んだ。自分が抱えている痛みに真っ向から立ち向かうっていう方法を」。
“幸せの麻薬”の交換に慣れていた
さらに、リリは、失恋の痛手や恋愛における自身の傾向について、以前からカウンセリングを依頼しているセラピストからの助言も引用しながら、こんな風にも語っている。
「この2カ月間は、たぶん、私の人生のなかで一番エモーショナルな数カ月間だったと思う。セラピストにはこう言われたの。『これまであなたは、あなたとあなたが交際していた相手との間で行なわれる“幸せの麻薬”の交換に慣れていた。でも、今、あなたの身体は恋愛からの離脱症状を乗り越えようとしている』と。
これまでの人生では、自分のプライドをかなぐり捨てて、『私を愛して』と懇願した瞬間も何度かあった。1日、1秒、1時間だけでいいから、どうか私の痛みを取り去ってって。一瞬の快楽を感じるために」
同じインタビューのなかで、新型コロナ禍で『リバーデイル』の撮影を含む、さまざまなことが一時休止となった現状について「私にとっては、過去4年間で初めて、一度立ち止まって、自分が経験した人生における重大な変化について、自分の中で処理することができた時間だった」とも語ったリリ。
米Page Sixは、リリとコールは破局後も友人として良好な関係を築いているという関係者の証言を報じており、今後も『リバーデイル』のキャストとして関わっていくため、再復縁の可能性も決してゼロではないと示唆していた。しかし、今回のインタビューでのリリの発言から察するに、彼女のなかでは、コールとの恋愛には一応“踏ん切り”がついたようにも感じられるが、はたして?
ちなみに、コールとの破局とは関係が無いとは思うが、リリは6月にインスタグラムストーリーへの投稿を通じて、バイセクシャルであることをさらりとカミングアウトして話題になった。
詩集からの「一節」にファンが注目
そんなリリは、9月に『Swimming Lesson(スイミング・レッスン)』と題した詩集を出版する。
R29とのインタビューで、この詩集は、自分の恋愛事情に関して、世間の人々に勝手に意見されるのが「怖かったし、怖いから」という理由でしたためたものだそうで、自らの視点から自分がしてきた恋愛について綴っているそう。
ただし、書かれている事すべてが文面通りというわけではなく、リリは「『私のボーイフレンドは、別の女性と寝た』と書いていても、そう言ってるわけじゃなくて、『私は裏切られた』ということを表現している」と、重要視して欲しいのは、あくまでもその詩に込められた“感情”だと例を挙げて説明している。(フロントロウ編集部)