セレーナ・ゴメスが食べるとほっとする家庭料理とは
元ディズニー・チャンネル・スターで、シンガーや俳優、プロデューサーのほかに、最近になってアイスクリーム会社のオーナーに就任したことも明らかになったセレーナ・ゴメスが、動画ストリーミングサービス「HBO Max」で8月13日から配信がスタートした自身の冠料理番組『Selena + Chef（原題）』のプロモーションを兼ねたインタビューで、食べるとほっとする料理を明かした。
Photo：©︎Selena Gomez/Twitter
先日、米Peopleのインタビューに応じたセレーナは、料理について「自分ではそこそこできてるつもりだったけど、この番組（『Selena + Chef』）に出演して、自分が思ってるほどできていないってことを思い知らされた」と言うと、「パスタの作り方はちゃんと心得てると思ったのに、実際には正しくできてなかったの！」と、自身の料理の腕前について自虐的にコメント。
続いて、食べるとほっとする＆癒される家庭料理を指す「コンフォートフード」の話になると、「どうしても食べたくなる家庭料理ってあるよね。私はマカロニ・アンド・チーズかな。あと、祖母が作ってくれる最高に美味しいチキン・アンド・ダンプリングね。祖母のレシピ通りによく作るの」と、“アメリカの味”と言われるマカロニ・アンド・チーズとチキン・アンド・ダンプリングの2品を挙げた。
セレーナは、日米ハーフのシェフ、キャンディス・クマイによる指導のもと日本の味噌ラーメン作りにトライした時にも、完成したラーメンを食べながら、「私にとってのコンフォートフードは祖母が作るチキン・アンド・ダンプリングなんだけど、それと同じくらい美味しい」と言っていた。
チキン・アンド・ダンプリングス
※イメージ写真
「ダンプリング（Dumpling）」は海外では「餃子」を指すこともあるが、この場合は「小麦粉で練って作った団子」のことを意味する。セレーナいち押しのチキン・アンド・ダンプリングは、セロリや人参、玉ねぎといった野菜と鶏肉で作ったスープに“ダンプリング”を入れて煮込んだアメリカ南部の家庭料理で、感覚としては日本の「すいとん」に近い、いわば洋風すいとん。
すいとんとダンプリングの違いは、小麦粉のほかにバターやベーキングパウダーが入っている点で、焼く前のバターミルクビスケットの生地を使用することが多い。レシピを検索すると出てくるので、興味がある方はぜひ作ってみては？
ちなみに、料理はあまり得意なほうではないというセレーナが、毎回、リモートでゲスト出演するプロのシェフたちのアドバイスを受けながら、慣れない作業にあたふたする様子が「可愛い」「おもしろい」と評判の『Selena + Chef』は、好評につき、早くもシーズン2が制作されることが決定。セレーナは米Deadlineを通じて、「世界最高峰のシェフたちから色々学んだことで、私の料理のスキルは格段にアップしたけど、学ぶべきことはまだたくさん残されてる。次のシーズンでもキッチンで自分の限界に挑戦するのが楽しみ！」と、新シーズンへの意気込みを語っている。（フロントロウ編集部）
