29歳の年下モデルを伴って、お忍び旅行に出かける様子が目撃されたことがきっかけで、熱愛が報じられた俳優のブラッド・ピット。じつは“人妻”との説もある彼女と向かった南フランスの邸宅で果たしていた「本来の目的」とは? (フロントロウ編集部)

ブラッド・ピットの新恋人は“人妻”との情報

 2020年秋からは日本の作家、伊坂幸太郎原作の小説『マリア・ビートル』を実写化する映画『Bullet Train(ブレット・トレイン)』の撮影がスタートする予定の俳優のブラッド・ピット(56)は、「ニコ・メアリー」の芸名でドイツを拠点に活躍するモデルのニコール・ポチュラルスキー(27)と南フランスへのお忍び旅行に出かける様子がパパラッチのカメラに激写されロマンスのウワサが浮上。

 ベルリンから先にパリのシャルルドゴール空港に到着したニコールとブラッドが落ち合い、エール・フランス空港のラウンジで、まるで10代のカップルかのように仲睦まじくする姿や、近くの空港まで車で移動し、プライベートジェットに乗り換えて飛び立つ様子などが目撃された。

画像: ニコール・ポチュラルスキー

ニコール・ポチュラルスキー

 2019年の11月にはロサンゼルス近郊で行なわれたラッパーのカニエ・ウェストのオペラ公演で親し気にする姿も見かけられていたブラッドとニコールの関係について、ある関係者は「彼らは付き合っていますよ。一緒にバケーションを楽しんでいます」と米Paige Sixに交際を認める証言をしている。

 ドイツ版のELLEやHarper's Bazaarといった有名ファッション誌に登場し、世界を股にかけて活躍するニコールには、息子が1人おり、時折、インスタグラムでも息子への愛情を表現していることも。

 そんなニコールは、じつは8年前に41歳年上のドイツ人レストランオーナーのローランド・メアリー(68)と結婚しており、現在も既婚、つまり、“人妻”であると英Daily Mailが報じ、世間に衝撃が走っている。


ブラッドとニコールの仲は“夫公認”?

 関係者はDaily Mailにニコールとローランドはの関係は、いわゆる“オープン・マリッジ”であり、お互いにほかの相手と関係を持っても構わない結婚生活を送っていると証言。

 さらに、ブラッドがニコールと出会ったのは、ニコールの7歳になる息子エミール君の父親でもある夫ローランドの仲介によるものだった可能性があるとも伝えている。

画像: レストランオーナーのローランド・メアリー。彼が経営するボルヒャルトはセレブ御用達店として有名。

レストランオーナーのローランド・メアリー。彼が経営するボルヒャルトはセレブ御用達店として有名。

 この関係者の話によると、ブラッドがニコールと知り合ったのは、2018年、自身がアカデミー賞の助演男優賞ほか数々の映画アワードを受賞した映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(以下『ワンハリ』)のプレスツアーのためにベルリンを訪れた際。

 ブラッドは、その約11年前に主演作『イングロリアス・バスターズ』の撮影でドイツに滞在していた時期があり、その頃、行きつけにしていたのが、ローランドが経営する「ボルヒャルト(Borchardt)」という有名レストランだったという。

 以来ローランドと親しくしていたブラッドは、2019年8月の訪独時にも『ワンハリ』共演者のレオナルド・ディカプリオやマーゴット・ロビー、そして同作の監督のクエンティン・タランティーノらを連れてボルヒャルトに足を運んだ。この時、ニコールに電話番号を渡されたそうで、ニコールを「一目見て惹かれた」というブラッドは、その後、彼女と連絡を取り合うようになったと言われている。

画像: 2019年8月、ベルリンで行なわれた『ワンハリ』のプレミア終わりに、共演者らとともにローランドが経営するレストラン「ボルヒャルト」を訪れるブラッド。ニコールから連絡先を渡されたのはこの夜だったと思われる。

2019年8月、ベルリンで行なわれた『ワンハリ』のプレミア終わりに、共演者らとともにローランドが経営するレストラン「ボルヒャルト」を訪れるブラッド。ニコールから連絡先を渡されたのはこの夜だったと思われる。

画像: 『ワンハリ』のベルリン・プレミアにて。

『ワンハリ』のベルリン・プレミアにて。

 過去に何度か結婚歴があるローランドには、ニコールとは別の女性との間に5人の子供がおり、ニコールがブラッドと親しくすることに関しては「理性的にとらえている」と関係者は語っている。


お忍び旅行の「本当の目的」は?

 ブラッドがニコールを連れて向かったのは、彼が約12年前から元パートナーで離婚調停中の俳優アンジェリーナ・ジョリーと共同で所有している邸宅シャトー・ミラヴァル。

 敷地内にブドウ畑を有するこの家は、ブラッドとアンジェリーナが、2008年に誕生した双子のノックスとヴィヴィアンの生後数週間の大事な時期を過ごした場所であり、さらに、2014年には6人の子供たちに見守られながら挙式した思い出の場所でもある。

画像: シャトー・ミラヴァル。2016年のアンジェリーナによる離婚申請後には、2人が広大な敷地を擁する同邸宅を売りに出すことを検討していると報じられたが、結局、現在も所有権は譲っていないよう。

シャトー・ミラヴァル。2016年のアンジェリーナによる離婚申請後には、2人が広大な敷地を擁する同邸宅を売りに出すことを検討していると報じられたが、結局、現在も所有権は譲っていないよう。

 そんな重要な邸宅に、今回ブラッドがニコールを同伴した背景には、一体どういった理由があるのだろうかと疑問視する声があったが、米Peopleの報道により、ブラッドが新型コロナウイルスというパンデミック禍に同地に出向いた本来の目的が判明。

 アンジェリーナとともに、シャトー・ミラヴァルで作られたブドウで作った同名のワインブランドを立ち上げ、運営に携わってきたブラッドが今回の訪問で、新商品であるロゼ・シャンパンの発売に向けた契約を結んでいたことが分かった。

 ピンク色の新作ロゼ・シャンパン「フレール・ド・ミラヴァル」について、シャトー・ミラヴァルの滞在中にインタビューを受けたブラッドは、素晴らしい商品ができたと出来栄えに「誇りを持っている」とコメント。

 ニコールとの恋愛報道については一切口にしなかったが、「僕にとってシャンパンとは、祝福の気持ちやクオリティ、名声、ぜいたくといったものを連想させるもの。でも、ロゼのシャンパンというのは、あまり知られていない。ミラヴァルの成功という後押しを受けて、ロゼ・シャンパンを定義するようなブランド作りに挑戦してみたいと思った。この1つの色に注力している」と熱く語った。

 どうやら、ブラッドは、シャトー・ミラヴァルの新たなチャレンジのために南フランスへ向かうついでに、ドイツで暮らすニコールにも声を掛けて呼び寄せ、一緒にバケーションを楽しんだということのよう。

 8月30日の日曜には、すでにパリへと移動し、滞在先ホテルから車に乗り込む姿が目撃されたブラッド。その傍らにはニコールの姿はなく、熱愛報道を受けて、行動を別にしたようだった。

 ちなみに、ブラッドとの養育権を巡る裁判が再び泥沼化していることが伝えられているアンジェリーナは、ブラッドとニコールの熱愛報道が出た2日後、子供たち6人を連れてパパラッチがわんさか待ち受けるロサンゼルス市内のセレブ御用達日本食レストラン「Nobu(ノブ)」を訪れるという、普段ならあまり見せない行動に出て注目を集めた。(フロントロウ編集部)

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