俳優のトム・ハンクスが新型コロナウイルスに感染したこともあり、エルヴィス・プレスリーの伝記映画の撮影が一時的に中断されていたけれど、いよいよ撮影が再開するよう。(フロントロウ編集部)

トム・ハンクス、撮影のためにオーストラリア入り

 映画『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したほか、ディズニー/ピクサー映画『トイ・ストーリー』で主人公ウッディの声を担当した、超人気俳優のトム・ハンクスと妻のリタ・ウィルソンが、2020年3月にエルヴィス・プレスリーの伝記映画の撮影のため滞在していたオーストラリアで新型コロナウイルスに感染したことが発覚。

画像1: トム・ハンクス、撮影のためにオーストラリア入り

 有名セレブのなかでも早い段階で新型コロナウイルスに感染したこともあり話題になったトムは、その後リタと共にオーストラリアの隔離施設で治療を受け、幸い軽い症状で済んだため、同月中に母国アメリカに帰国。そして新型コロナウイルスのワクチンの研究に取り組んでいる機関に自分たちの抗体を提供したことを明かしていた。

 新型コロナウイルスに感染していたトムだけれど、現在はすっかり元気。そのためトムはエルヴィスの伝記映画の撮影のために、アメリカから再びオーストラリアに戻ったと米Varietyが明かしている。

 トムが出演するエルヴィスの伝記映画は、アンセル・エルゴートやマイルズ・テラー、そしてハリー・スタイルズなどがエルヴィス役として名前があがっていたと言われているけれど、オースティン・バトラーが強豪を差し押さえてエルヴィスを演じることに。そしてトムは、エルヴィスの名マネージャーのトム・パーカーを演じることが決定している。

画像2: トム・ハンクス、撮影のためにオーストラリア入り

 エルヴィスの伝記映画の撮影は9月23日からオーストラリアで行なわれるようで、トムがオーストラリアに戻り撮影が再開されることについて監督のバズ・ラーマンは、「エルヴィスが言うように、私たちは『やるべきことをやる!』。この前例のない世界的な瞬間において、トム・ハンクスがオーストラリアに戻り、オースティン・バトラーやキャストそしてクルー全員と一緒にエルヴィスの映画の制作を再開できることを心から光栄に思います」と米Varietyに語った。

 最近では新型コロナウイルスの影響で撮影が止まっていた映画『ミッション:インポッシブル』や『ジュラシック・ワールド』、そして『マトリックス』の撮影が再開し、キャストたちが撮影に挑んでいる姿が目撃されるようになった。9月23日からエルヴィスの伝記映画の撮影が再開され久々の撮影ということもあり、キャストやクルーは気合い十分だろう。

(フロントロウ編集部)

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