ザック・エフロン、ハリウッド脱出後も仕事運が絶好調
2020年に入り、生活の拠点を映画の本場であるアメリカ・ハリウッドからオーストラリア東部のバイロン・ベイへと移した俳優のザック・エフロン。
ディズニー・チャンネル・オリジナル映画『ハイスクール・ミュージカル』でのブレイク以来、15年近くにわたって、ハリウッドの荒波に揉まれてきたザックは、新天地でのゆったりとしたライフスタイルがすっかり気に入っている様子だけど、彼への仕事のオファーは、移住後もむしろ増える一方。
8月には、ディズニーのストリーミングサービス、ディズニ・プラス(Disney+)で配信されるコメディ映画『スリーメン&ベビー』のリメイク版への主演が決まり、約10年ぶりにディズニー作品にカムバックすることが明らかに。
9月には、人気作家スティーヴン・キング原作の映画『炎の少女チャーリー』のリメイク作品への出演が決定したことが伝えられた。
そして、11月に入り、新たに、ザックが、オーストラリアでまもなく撮影がスタートするサバイバル・スリラー映画『Gold(原題/ゴールド)』に主演することが発表された。
砂漠で生まれる疑念・恐怖 『Gold』はどんな作品?
おもにオーストラリア国内の映画やドラマに出演し、2017年にはブラッド・ピット主演の映画『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』に出演するなど、俳優としてもキャリアを積んできたアンソニー・ヘイズが監督を手がける『Gold』は、米Deadlineによると、砂漠を散策していたところ、見たこともないくらい巨大な金塊を発見してしまった男性たちの物語。
初対面の2人は大興奮し、ほかにも金塊が眠っているのではないかと採掘計画を立て、ひと儲けすることを目論むが、それには道具が必要。1人をその場に残して、もう1人は道具を調達することに。残された男性は、砂漠の過酷な環境や飢えた野犬の襲撃、謎の侵入者の存在といった危険や不安に耐えながら金塊を守るが…といったスリルと疑念が入り混じるストーリーが展開される。
ヘイズ監督も出演する同作では、おそらくザックが砂漠に残される男性を演じるものとみられる。ヘイズ監督は、同作は「欲望や人間性、自分たちが誰であるか、地球にどんなことをしてきたか、注意して行動しなけれなどんな結果が待っているのかをテーマにした、興味深くタイムリーな物語」だと説明しており、ザックを同作に起用できたことは「素晴らしい贈り物」だとコメントしている。
『Gold』の撮影は、11月中にもスタートすることが予定されており、ザックはオーストラリア移住後、初の現地での映画撮影に挑むこととなる。
新恋人は、もしかして「あげまん」?
これまでにも話題作の数々に出演してきたザックだが、ここ5年間は、映画&ドラマへの主演は多くて年に1~2本。バイプレーヤーとしての出演や、カメオ出演も数えるともっと多くの作品に出演しているが、3ヵ月のうちに3本も主演作決定のニュースが伝えられたことはなかった。
明らかに仕事運がアップしているように見えるザックだけれど、その陰には、もしかして、ザックがオーストラリアに移住してから、交際をスタートさせた恋人でモデルのヴァネッサ・ヴァラダーレスの影響が?
日本では、付き合うとなぜか運気が上がる女性のことを「あげまん」と呼んだりするけれど、これは、なんとなく幸運をもたらしてくれる、一緒にいるとご利益がある、といったスピリチュアルなものではなく、“内助の功”を意味する言葉でもある。
ポジティブ思考で、一緒にいると元気が出たり、ツラい時には励ましてくれたり、判断力や行動力があって、メンタルを支えてくれ、鼓舞してくれるような女性のことを「あげまん」と呼ぶ場合も多い。
ちなみに「あげまん」という言葉を単に下ネタ絡みだと思っている人も多いかもしれないけれど、語源には諸説あり、「間(まん/運気・巡り合わせ)が良い女性」という意味だというのが有力。
10月に33歳を迎えたザックのバースデーでは、彼を喜ばせるために企画からゲストの招待まで、すべて1人で担当してパーティーを成功させたというヴァネッサ。行動力や人当りの良さも評判の彼女は、ザックに良い影響を与えており、ヴァネッサのおかげで、ザックがパーティーシーンに顔を出したりといった派手な遊び方をやめたという話も関係者が口にしている。
ザックはヴァネッサとかなり真剣に交際しており、早くも“婚約”の2文字がチラついているという知人の証言も出ているが、ザックの仕事がますます上り調子なのは、ヴァネッサとの関係が上手くいっているということも少なからず影響しているのかもしれない。(フロントロウ編集部)