ジャスティン・ビーバー & ベニー・ブランコ「Lonely」
フィニアスは、同じく名ソングライターであるベニー・ブランコと共に、ジャスティン・ビーバーが今年10月にリリースしたシングル「Lonely」を共同でプロデュース。ジャスティンはこの楽曲で、ポップスターとして経験してきた「孤独」について赤裸々に歌っている。
デミ・ロヴァート「Commander In Chief」
民主党のジョー・バイデン次期大統領が当選した今年の大統領選の真っ只中に、ドナルド・トランプ現大統領を暗に批判し、投票を促すために日本語で“最高司令官”を意味する「Commander in Chief」と題された楽曲をリリースしたデミ・ロヴァート。この楽曲をプロデュースしたのがフィニアスだった。
セレーナ・ゴメス「Lose You To Love Me」
フィニアスはジャスティンの「Lonely」を共同プロデュースする1年前の2019年、ジャスティンと長年にわたってくっついたり別れたりを繰り返してきたセレーナ・ゴメスの「Lose You To Love Me」のプロデュースにも参加している。セレーナは、ジャスティンとの決別について歌ったとされるこの曲について、これまでの音楽人生において“最高の1曲”だと語っている。
ホールジー「I HATE EVERYBODY」
ホールジーが2020年1月にリリースした最新アルバム『マニック』に収録されている「I HATE EVERYBODY」の制作に参加したフィニアスは、「17歳の時に初めて(ホールジーの)『New American』を聴いて以来、ずっとインスピレーションを受けてきた」として、共作できたことを「とても幸運に思う」とインスタグラムに綴った。
カミラ・カベロ「Used to This」
カミラ・カベロが2019年12月にリリースした最新アルバム『ロマンス』に収録されている「Used to This」では、共同でソングライティングとプロデュースを手掛けたフィニアス。彼は、友人でもあるカミラのパフォーマンスをフェスティバルで観て圧倒され、すぐに共作のオファーを出したことを明かしている。
トーヴ・ロー「Bikini Porn」
スウェーデン出身のシンガーソングライターであるトーヴ・ローは2020年1月、前年に発表した通算4作目のアルバム『サンシャイン・キティ』以来となる、「Bikini Porn」と「Passion and Pain Taste the Same When I'm Weak」の2曲の新曲をリリース。そのどちらも共同でソングライティング/プロデュースを手掛けたのがフィニアスだった。彼は「Bikini Porn」のMVにも出演している。
セレステ「I Can See The Change」
英BBCが期待の新人を選ぶ『Sound of』シリーズで見事2020年の1位に輝いた、大注目のニューカマーであるセレステ。フィニアスは彼女が今年5月にリリースしたシングル「I Can See The Change」のプロデュースを手掛けている。
ブルーノ・メジャー「The Most Beautiful Thing」
フィニアスは2017年、マネージャーからUK出身のシンガーソングライターであるブルーノ・メジャーを紹介されてすぐに彼を好きになり、その後、友人関係に。妹ビリー・アイリッシュも、ブルーノのファンであることを公言している。
リンゴ・スター「Here's To The Nights」
そして、フィニアスは元ザ・ビートルズのレジェンドであるリンゴ・スターの楽曲にも参加していて、リンゴが2021年3月19日にリリースするニューEP『ズーム・イン』からのファーストシングル「Here's To The Nights」に、ポール・マッカートニーやフー・ファイターズのデイヴ・グロール、イーグルスのジョー・ウォルシュら超豪華な大御所アーティストと並んでゲストボーカルとして参加している。
フィニアスはビリーや他のアーティストのプロデュース業のほか、自身の名義でソロアーティストとしても活動しており、先日、クリスマスソング「Another Year」をリリースしているので、彼のソロ作品も合わせてチェックしてみて。
(フロントロウ編集部)