チャーリー・ダミリオがメンタルヘルスの問題を告白
TikTokerとして初めて1億人のフォロワーを獲得した現在16歳のチャーリー・ダミリオが、TikTokerのアバニ・グレッグがFacebookで配信している番組『Here For It』に出演して、自身が抱えているメンタルヘルスの問題について語った。
そのなかで、チャーリーは小学3年生だった頃に「ひどいパニック発作を起こした」ことを打ち明け、「その影響を3週間くらい前まで引きずっていた」ことを告白。「すごく傷ついて、話したくないほどだった」とした上で、そのことで「3日くらいは泣いてしまうと思うし、自分がチャーリーではないように感じてしまうの」と続けて語り、パニック発作を起こしたことが原因で、長年にわたって精神的に悩みを抱えていたことを明かした。
「私は正しく機能しないような、すごく傷つきやすい人間なの。(そうなると)自分がすごく悪い場所に向かって行ってしまうから、怖くなる」とチャーリー。「自分が自分でなくなってしまって、どうすれば乗り越えられるか分からなくなる。それで、たくさんのものが積み重なってしまってから一度に抜け出そうとするんだけど、それって本当にツラいことなの」と、自分は悩みを抱えてしまいやすい性格だとした上で、「特に、私には何を言っても大丈夫みたいなことをみんなが思っている時にはね。周囲にどれだけ人がいようと、どれだけのフォロワー、友人がいようと、私はすごく孤独を感じてる」と、人気のあるTikTokerとして多くの人たちに囲まれていながらも、孤独を感じているツラい心境を告白した。
チャーリーは続けて、「恐ろしさもあるけど、そのことを話す必要があると思ってる」と、自分が抱えているメンタルヘルスの問題を人に話すことの重要さについて語った上で、悩みがあったら誰かに話してほしいとして、ファンに次のように呼びかけた。
「もしあなたが、『いや、私は元気だよ』って思っていたとしても、助けを求めたところで傷つくことはないんだから(助けを求めてみてほしい)。誰かに話すことで、傷つくこともないの。たとえ心から孤独を感じていたとしても、話すことができる相手がいることは、素晴らしいことなんだよ」。
チャーリーは1億人ものフォロワーを持つ人気のTikTokerであるがゆえに、これまで様々な問題に悩まされてきており、ネット上に裸の写真と合成された自身のフェイク写真が出回っていることを打ち明けたほか、以前には、自身の見た目に寄せられた誹謗中傷を理由に、SNSを辞めようとしていた過去があったことも告白している。(フロントロウ編集部)