『ワイルド・スピード』に欠かせない存在のブライアン
映画『ワイルド・スピード』は、2001年から続く大人気作品で、日本では『ワイスピ』という愛称で親しまれている。すでに公開されている8作品の累計の興行収入は5,400億円を突破しており、世界中で愛される名作。
新型コロナウイルス流行の影響により延期が続いている最新作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2021年に公開予定と発表されている。
そんな『ワイスピ』に登場するブライアン・オコナーは、もう1人の主人公、ドムことドミニク・トレットと初めこそいがみあってはいたけれど、車を通じて心を通わせ、“ファミリー”となった人物。
2013年、シリーズ7作目の『ワイルド・スピード SKY MISSION』の撮影終了直前に、ブライアン役のポール・ウォーカーが事故で他界してしまった後も、ずっと『ワイスピ』には欠かせない存在。
そんなブライアンは、物語の中でいったい何歳の設定か知っている?
ブライアン・オコナーの年齢
じつは『ワイルド・スピード』シリーズの開始時、ブライアンは1977年7月4日という誕生日を与えられていた。ところが、これは彼が潜入捜査をする身分として与えられた偽のIDに記されていたこと。映画の中に出てくる他のIDには、彼の誕生日は1973年8月29日だと書かれている。その後、ブライアンの本当の誕生日は1978年7月14日であることが明かされた。
この日付に基づいて考えると、シリーズ1作目でブライアンの年齢は25〜26歳。ちなみにブライアンを演じたポール・ウォーカーの誕生日は1973年9月12日なので、このころは30歳くらい。
そして物語は進み、ポールが出演した最後の作品『ワイルド・スピード SKY MISSION』でブライアンは35〜36歳。ポールは40歳だった。
ポールの死にかかわらず、映画『ワイルド・スピード』の世界のポールは生き続けている。もしかすると、次回作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』や、その後の作品では、ブライアンはポールが亡くなった時の年齢を越すかもしれない。
映画『ワイルド・スピード』シリーズは、第9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の後、新作2作品で完結することがすでに発表されている。どのような展開になっていくのかは全く明かされていないけれど、ブライアンがまだ生きているということから、彼の再登場を熱望する声は多い。(フロントロウ編集部)