10代の頃に主演を務めたディズニー・チャンネルのドラマ『シェキラ!』でブレイクを果たし、現在はドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』や映画『スパイダーマン』シリーズに出演するなど世代を代表する俳優となったゼンデイヤが、ディズニー・チャンネルへの出演で名前を広めたことについて振り返った。(フロントロウ編集部)

ゼンデイヤが『ユーフォリア』の主役に抜擢された当時を振り返る

 2019年に公開されたドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』で主役のルーを演じ、同役での演技が評価されて、米テレビ界最高峰のアワードであるエミー賞にて史上最年少で今年の最優秀主演女優賞を受賞した俳優でシンガーのゼンデイヤが、映画『Promising Young Woman(プロミシング・ヤング・ウーマン)』で主演を務めるキャリー・マリガンと米Varietyの企画で対談。『ユーフォリア』の主役に抜擢された経緯を振り返った。

画像: ゼンデイヤが『ユーフォリア』の主役に抜擢された当時を振り返る

 2010年にベラ・ソーンと共にW主演を務めたディズニー・チャンネルのドラマ『シェキラ!』でブレイクを果たしたゼンデイヤは以前、豪Courier Mailとのインタビューの中で、『ユーフォリア』に出演する前は、「キャリアにおける(ディズニー・チャンネルの子役という)『昔のフェーズ』のような段階を終えて、奇妙な立ち位置に置かれていたの。特に何もやることがない時期を過ごして、かなりストレスが溜まっていた」と明かしていた。

 今回、ゼンデイヤはキャリーとの対談で『ユーフォリア』のクリエイターであるサム・レヴィンソンが自身を見出してくれたことについて改めて振り返り、「サムに関しては、特に特別な繋がりを感じています。『ユーフォリア』に出演するまでは、私はディズニー・チャンネルに出演していたわけですが、彼は私の中に何かを見出してくれたんだと思います」と語った。

 「彼は私に、ルーのような雰囲気があるって言ってくれました。私としては、『そんなことないでしょ!』って感じだったんですけど。そういう信頼のようなものがあって、私が自分でも気がついていたかもしれなかったものの、まだ探求する機会がなかったような部分を私の中に見出してくれたのです」と、サムが自分ではまだ探究できていなかった部分を見出してくれたとした上で、ゼンデイヤは次のように続けた。

 「私はいつも、アイディアを実行に移せたらと思っていました。クリエイティブになって、自由に色々なことを試したり、くだらないアイディアを出したりできたらって。ディズニーの子役だったから、そういうことが怖いと思ってしまっていたのです」。

ディズニーに出演できたことは財産

 ディズニー・チャンネルの子役という、子供たちのロールモデルのような立場にあったことで、なかなか自分本来のアイディアを実行に移すことが大変だったと明かしたゼンデイヤだけれど、キャリーから「今では自分をディズニーの子役だとは思えないのね」と話を振られると、一言、「実際のところ、私はディズニー出身の子役です。そのことには一定の感謝をしています」と応じている。

画像: ディズニーに出演できたことは財産

「私はそこから始まり、その経験から多くを学びました。ゆっくりとした進歩ではありますが、他の誰でもなく、自分自身にそれを証明できていることを嬉しく思っています。私の一部ですから。私の財産の一つなのです」とゼンデイヤは続けて語り、ディズニー・チャンネルに出演したことは今でも自分の財産になっていると明言した。

 ゼンデイヤは、『ユーフォリア』のサム・レヴィンソンと再びタッグを組み、『TENETテネット』のジョン・デヴィッド・ワシントンと共演した新作映画『マルコム&マリー』が2月5日よりNetflixにて配信される。(フロントロウ編集部)

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