アーミー・ハマーをめぐる“疑惑”の数々とは？
映画『君の名前で僕を呼んで』などの代表作で知られる俳優のアーミー・ハマーが、DM流出騒動後も女性と「性的なやりとり」を繰り返していたことがわかった。
事の発端となったのは、アーミーと複数の女性とのやりとりが記されたダイレクトメッセージ（DM）の流出騒動。アーミーは「デタラメだ」と主張しているが、流出したメールには、SM願望に加え、食人願望やレイプ願望といった性的願望を持っていることを感じさせる内容のものも含まれていたことから、その“ヤバさ”にファンが騒然とする事態に。
さらに、その後、アーミーがごく親しい友人や知人にだけ共有しているインスタグラムの裏アカから、不適切な内容を含む動画や写真が次々と流出。そのなかのひとつである“匂わせ動画”に映っていた、ベッドの上で四つんばいになる下着姿の女性のことを、アーミーが「ミス・ケイマン」と称したため、ケイマン諸島で毎年開催されているミスコンの優勝者と勘違いする人が相次ぎ、アーミーと面識すらない現役のミス・ケイマンが情事の相手としてネット上で拡散され、とんだ風評被害を受けることになってしまった。事態を重く見たアーミーは地元紙に謝罪文を掲載。また、調査に乗り出した現地警察から厳重注意を受けた。
この騒動が原因で、アーミーはジェニファー・ロペスと共演予定だった映画『Shotgun Wedding（原題）』に加え、映画『ゴッドファーザー』制作の舞台裏を描く新作ドラマ『The Offer（原題）』の出演も辞退。米Deadlineによると、『Shotgun Wedding』を降板したのと同日に、UCP制作の新作ドラマ『Gaslit（原題）』への出演も見送ったという。
アーミー・ハマーが騒動について“本音”を漏らす
今回の流出騒動によってキャリアに大きな傷がついてしまったアーミーだが、騒動の直後はこれほど深刻な事態になるとは思っていなかったことが、匿名女性の証言から明らかになった。
昨年12月にSNSのDM機能を使ってアーミーと繋がった女性は、約6週間にわたって、性的な内容を含むメッセージのやりとりを行なっていた。英Daily Mailによると、アーミーとこの女性はDM流出騒動後もやりとりを続けていたそうで、「大丈夫？」という女性の問いかけに、アーミーは「正直、ちょっとまいってる。完全にプライバシーの侵害だし、ネット上で変態だと辱めを受けるのはクソみたいな気分」と答えたという。
これだけ聞くと落ち込んでいるような感じもするが、直後に「女の子たちから自分の一部を食べてほしいっていうオファーがたくさん届いたよ。ハハ」と、なんとも呑気なメッセージが送られてきたといい、スキャンダルの真っただ中にもかかわらず、再び性的なやりとりへと発展。それが直接の原因かどうかはわからないが、流出騒動から2日後、女性はアーミーと連絡を取るのをやめることを決意し、アーミーのアカウントをブロック。以来、一度も連絡していないとのこと。
アーミー・ハマーの危険な性癖が明かされる
アーミーとこの匿名女性のメッセージにやりとりのなかには、アーミーから女性への性的な要求だけでなく、「（セックスの最中に）気絶しそうになるまで首を締めるのは最高。絶頂を迎えるタイミングでやると、ちょうどイク瞬間とかぶって、正気を失う。あと、普通に良いセックスをするのもいいね。（良いセックスは）僕にとってのドラッグ」、「ある女の子と誘拐のロールプレイをしたこともある。彼女に誘拐されたいという願望があるのを知っていたから、あらかじめ説明して、彼女を誘拐した。僕がどのようにして彼女を自分のもとに置くのかということも、彼女を好きなだけ利用することも伝えてあった。これが、合意の上での“非合意”ってやつ」など、過去に別の女性に対して行なった行為について綴られたものも含まれていた。
アーミーは今回のDM流出騒動の前から、こういった性的願望があることを公にしており、2013年に受けた米Playboyのインタビューでも、「（セックスの最中）首や髪の毛をつかむのが好きだった」と、自身の性癖について躊躇することなく語っていた。
ただし、アーミーは弁護士を通じて、過去に関係を持った女性と行なった行為はすべてお互い同意のもとであったと主張しているが、昨年、約4ヵ月間にわたってアーミーと親密な関係にあった大学生のペイジ・ロレンツェは、アーミーが彼女の同意を得ずに撮影した性的な写真を友人に勝手に見せたことなどを、米PageSixのインタビューで明かしている。（フロントロウ編集部）
