ディズニー実写映画『クルエラ』のポスターが公開
映画『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞を受賞した俳優のエマ・ストーンが、ディズニーの名作アニメ『101匹わんちゃん』に登場する悪役クルエラ・ド・ヴィルの若き日を演じるコメディ映画『クルエラ(原題)』のポスターが、ディズニーの公式SNSおよび同作の公式ツイッター等で公開された。
普段は、地毛はブロンドながら赤毛がお馴染みとなっているエマは、カーリーヘアの左右を黒と白のバイカラーに染め、目の下に涙ぼくろを書き足して、とびきりクールなクルエラに変身。
真っ赤なロゴやエマの名前の書体からも“バッドガール”っぽさが伝わってくるこのポスターには、「ハロー、残酷な世界。予告編は明日公開」というクルエラからの挨拶と、翌日には、ついに待望の予告編が公開されるという告知が添えられていた。
1970年代のパンクロックに着想
2019年8月に公開されたファーストルックに関しても、いつもの朗らかでキュートなエマからは想像もつかない変身ぶりや、真っ黒なレザーやダークレットの口紅を取り入れた荒廃的な雰囲気が話題に。
アニメ『101匹わんちゃん』に登場するクルエラといえば、赤い裏地の真っ白な毛皮に、真っ赤なロンググローブ、白黒のショートヘアといった姿がお馴染み。
1996年と2000年に公開された実写映画『101』、『102』でグレン・クローズが演じたクルエラ役では、アニメ版の風貌に寄せている感じが強かったけれど、エマが演じる若き日のクルエラは、それらとはガラリと印象が違うと注目を集めた。
グレン・クローズが『101』、『102』で演じたクルエラ。
ディズニーのイベントD23 Expoでエマが明かしたところによると、『クルエラ』は「「1970年代のロンドンのパンクロック」がインスピレーションとなっているそう。
それだけに、今回公開されたポスターには、「パンクロックアルバムのカバー写真みたい」、「昔持っていたエモ/オルターナティブロックのアルバムのジャケット写真を思い出す」といったコメントが寄せられている。
5月28日に公開される『クルエラ』。共演者には、映画『メン・イン・ブラック』シリーズのエマ・トンプソン、ドラマ『コブラ会』のポール・ウォルター・ハウザー、映画『1917 命をかけた伝令』のマーク・ストロングといった、個性豊かな実力派たちが名を連ねる。
2019年秋にロンドンで行なわれた撮影では、白×黒ではなく、髪を真っ赤に染めたエマ扮するクルエラが街中を全力疾走する様子も目撃されたけれど、一体どんな作品に仕上がっている? 間もなく公開される予告編では、『クルエラ』の世界観をもっと深く知れるはず。(フロントロウ編集部)