2021年はゴールデン・グローブ賞のプレゼンターを務めたホアキン・フェニックスが、笑顔だっただけでファンが喜んでいる。(フロントロウ編集部)

2021年ゴールデン・グローブ賞、プレゼンターは会場入り

 初めてのオンライン開催だったけれど、無事に大盛り上がりの末に幕を閉じた第78回ゴールデン・グローブ賞。アメリカだけでなくイギリスやチェコなど、世界各地から俳優たちがオンラインで参加し、自宅から参加したゲストには、珍しく家族も一緒に姿を見せた人もいるなど、オンラインなりの楽しいアワードとなった。

 そんな2021年ゴールデン・グローブ賞では、プレゼンターだけは実際に会場に足を運んで各部門の受賞者を発表するという形式が取られ、レネー・ゼルウィガーやホアキン・フェニックス、オークワフィナやローラ・ダーンなど、過去にゴールデン・グローブ賞を受賞したことのある有名俳優たちが出席。

画像: ドラマの部の主演女優賞を発表するロージー・ペレスと、リモートで登場した候補者たち。

ドラマの部の主演女優賞を発表するロージー・ペレスと、リモートで登場した候補者たち。

 プレゼンターは安全配慮のためか、7分程度しか会場にいなかったという徹底ぶりだったけれど、実際に会場にスターが現れるというのはやはり嬉しくなってしまうもので、各プレゼンターたちが登場した時は注目シーンの1つとなった。

 映画の部のドラマ部門で主演女優賞を受賞したのは、『ユナイテッド・ステーツ vs ビリー・ホリデイ』のアンドラ・デイで、プレゼンターは、昨年のゴールデン・グローブ賞で主演男優賞を受賞した『ジョーカー』のホアキン・フェニックス。

 そんなホアキンが、超普通なあることをしただけで、ファンの間で話題になるという珍事件があった。

ホアキン・フェニックスが超笑顔!

 この日会場に、彼のいつもの恰好といえる、家畜に対する残酷な扱いを撲滅する活動をするAnimal Equalityのパーカーにコンバースのスニーカーという姿で現れたホアキン。そんな彼の“表情”を見てみると…、超笑顔!

 これが、ファンの間で話題に。ホアキンといえば、実力派俳優である一方で、こだわりが強すぎて『ジョーカー』のトッド・フィリップス監督に迷惑をかけたと自分でも認めるほどで、共演者の大御所俳優ロバート・デ・ニーロとは超険悪な関係だったことも知られている。

 もちろん、パートナーである俳優のルーニー・マーラや、家族と一緒にいる時には笑顔も見せてきたけれど、何もない時に、1人で、ホアキンが笑顔を見せていたことに盛り上がるファンは少なくなかった。

 ホアキンは、昨年のアカデミー賞で主演男優賞を受賞した時には、「僕は長いこと、悪い奴でした。自己中で、時にイジワルだったし、一緒に働くのが難しいやつでした。でも、この会場にいる多くの人が、僕に2度目のチャンスをくれたことに感謝しています」と素直な言葉を口にしている。そして2020年9月には第1子が生まれた。様々なことを経て、ホアキンの性格が少し丸くなったのかもしれない。

 ちなみにホアキンは、去年のゴールデン・グローブ賞では、ルーニーへの愛情をホアキンらしい表現で見せており、ファンを温かい気持ちにさせた。(フロントロウ編集部)

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