渦中のアーミー・ハマーが真夜中に引越し
複数の女性との性的なやりとりが記されたダイレクトメッセージ(DM)が流出したことによって、危険な性的願望を持っていることが明らかになり、出演予定だった映画やドラマへの出演辞退や降板が相次いでいる俳優のアーミー・ハマーが、昨年、離婚を発表したタレントのエリザベス・チェンバースと暮らしていたロサンゼルスの家から引っ越したことを、米Page Sixほか複数のメディアが伝えている。
アーミーとエリザベスが結婚生活を送っていた家は数ヵ月前から売りに出されていたが、なかなか購入を希望する人が見つからず、最近になってようやく買い手がついた。近所の人がPage Sixに語った話によると、アーミーはまるで人目につかない時間帯を狙ったかのように、真夜中に引越し作業を行ない、ひっそりと家を出ていったという。
アーミー・ハマーをめぐる“疑惑”の数々とは?
事の発端となったのは、アーミーと複数の女性とのやりとりが記されたダイレクトメッセージ(DM)の流出騒動。アーミーは「デタラメだ」と主張しているが、流出したメールには、SM願望に加え、食人願望やレイプ願望といった性的願望を持っていることを感じさせる内容のものも含まれていたことから、その“ヤバさ”にファンが騒然とする事態に。
さらに、その後、アーミーがごく親しい友人や知人にだけ共有しているインスタグラムの裏アカから、不適切な内容を含む動画や写真が次々と流出。そのなかのひとつである“匂わせ動画”に映っていた、ベッドの上で四つんばいになる下着姿の女性のことを、アーミーが「ミス・ケイマン」と称したため、ケイマン諸島で毎年開催されているミスコンの優勝者と勘違いする人が相次ぎ、アーミーと面識すらない現役のミス・ケイマンが情事の相手としてネット上で拡散され、とんだ風評被害を受けることになってしまった。事態を重く見たアーミーは地元紙に謝罪文を掲載。また、調査に乗り出した現地警察から厳重注意を受けた。
この騒動が原因で、アーミーはジェニファー・ロペスと共演予定だった映画『Shotgun Wedding(原題)』に加え、映画『ゴッドファーザー』制作の舞台裏を描く新作ドラマ『The Offer(原題)』の出演も辞退。米Deadlineによると、『Shotgun Wedding』を降板したのと同日に、UCP制作の新作ドラマ『Gaslit(原題)』への出演も見送ったという。
自宅前のゴミ箱に「捨てられてたもの」に注目が集まる
アーミーがBDSMに執心していることは、流出したDMや元恋人の証言からも明白だが、それを証明する「あるもの」がアーミーの自宅前のゴミ箱に捨てられているのが発見された。
アーミーが引越しをしたあと、自宅前に置かれたゴミ箱の中からはみ出ていた一体のマネキン。よく見ると、胴体から太ももにかけてロープが結びつけられているのがわかる。
性的興奮を得るための拘束行為を指すボンデージ(Bondage)、支配もしくは服従を意味するサブミッション(Submission)、そして日本でもSMという略称が浸透しているサディズム(Sadism)とマゾヒズム(Masochism)の4つの単語の頭文字からなるBDSMでは、縛ったり縛られたりすることで性的な快感を得る緊縛プレイが用いられる。
BDSMを題材にした映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』などでも描かれているので、見たことがある方もいると思うが、このマネキンのロープの縛り方はまさしくそれ。練習でもしていたのだろうか? アーミーの自宅前に捨てられていたというだけで、アーミーの持ち物と決まったわけではないが、もしそうだとしたら、こんなに目立つかたちで“縛られたマネキン”をゴミ箱に捨てていくなんて軽率と言わざるをえない。(フロントロウ編集部)