5人全員がソロとして成功を収めているワン・ダイレクション
2010年にイギリスのオーディション番組『Xファクター』にそれぞれ別々に出演していた、ゼイン・マリク、リアム・ペイン、ハリー・スタイルズ、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソンによって結成され、翌2011年にデビューしたスーパーグループであるワン・ダイレクション。
2015年のジャパンツアー直後にゼインが脱退し、その後は4人で活動を続けたワン・ダイレクションは、2016年にグループとしての活動休止を発表。それからは、それぞれがソロとして活動し、先に脱退したゼインを含む5人全員が成功を収めている。
ワン・ダイレクションで最もリッチなのはハリー・スタイルズ
5人のソロとしての作品はもちろん甲乙つけがたいものだけれど、今回、5人のなかで最も稼いでいるメンバーが明らかに。それは、先月開催された第63回グラミー賞において、「Watermelon Sugar」で最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞し、ワン・ダイレクションのメンバーとして初のグラミー賞保持者となった、ハリー・スタイルズ。
英現地時間4月14日、イギリスの会社登記所であるカンパニーズ・ハウスに提出された書類により、ハリーのレーベルであるアースキン・レコードの推定資産は約43億円(2,880万ポンド)であることが明らかになった。2020年3月時点でのアースキン・レコードの推定資産は約21億円(1,460万ポンド)だったため、この1年で資産をおよそ2倍に増やした計算になるという。これにより、ハリーの総資産は約94億円(6,300万ポンド)と見積もられている。
2020年はハリーにとってさらに飛躍を遂げた1年となっていて、前年にリリースした最新アルバム『ファイン・ライン』からのシングル「Watermelon Sugar」が初めて全米シングルチャートの1位を獲得。また、ファッションの面でも、男性として初めて米Vogue誌の表紙を飾ったほか、英Lystが毎年発表している、その年のファッショントレンドに最も大きな影響を与えたセレブリティを称える「パワードレッサー」リストの2020年版で、こちらも男性として初めてトップに輝いた。
ちなみに、ハリー以外のワン・ダイレクションのメンバーの順位は、ナイル・ホーラン(約75億円/5,000万ポンド)、ルイ・トムリンソン(約67億円/4,500万ポンド)、リアム・ペイン(約66億円/4,400万ポンド)、ゼイン・マリク(約54億円/3,600万ポンド)となっている。(フロントロウ編集部)