イギリス王室のヘンリー王子が、アメリカへ帰国する前に祖母のエリザベス女王と個人的に話をしていたことがわかった。(フロントロウ編集部)

ヘンリー王子とエリザベス女王が面会

 現地時間4月17日にウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で執り行われたフィリップ王配(享年99歳)の葬儀に参列するために、イギリスに一時帰国したヘンリー王子が、現在の住まいがあるアメリカへ帰国する前に祖母のエリザベス女王「少なくとも2回は個人的に話をした」と米Harper's Bazaarが伝えている。

 2020年3月をもって王室を離脱して以来、家族とギクシャクした関係にあるヘンリー王子は、今年3月に妻のメーガン妃とアメリカのテレビ番組で“暴露インタビュー”を行なったことで、家族との溝がより一層深まったと言われている。しかも、例のインタビューが放送されてからヘンリー王子が王室の面々と顔を合わせるのは今回が初。葬儀後、父チャールズ皇太子と兄ウィリアム王子と話し合いの場をもうけたことは、すでにフロントロウでもお伝えしたが、それとは別にエリザベス女王とも個人的に面会していたことが明らかに。

画像: 左からエリザベス女王、メーガン妃、ヘンリー王子。

左からエリザベス女王、メーガン妃、ヘンリー王子。

 先のインタビューでも、父や兄はともかくとして、エリザベス女王との関係は良好であることを強調していたヘンリー王子。エリザベス女王の誕生日(4月21日)を祝うために滞在を延長するというウワサもあったなか、結局、誕生日を待たずして、妻のメーガン妃と息子のアーチーが待つロサンゼルスへ舞い戻ったことがわかっているが、帰国前に“祖母と孫”として2人だけで話をする機会を得ることができた模様。

メーガン妃も葬儀前にエリザベス女王と会話

 ちなみに、現在、第2子を妊娠中のメーガン妃は、昨年7月に流産を経験していることから大事をとって渡英を見送った。エリザベス女王はそのことに“理解を示している”と報じられていたが、米Peopleによると、メーガン妃とアーチーを交えた3人で話もしたという。

画像: メーガン妃も葬儀前にエリザベス女王と会話

 今年3月に放送されたインタビューで、「公務へ向かう際、車に同乗させてもらったのですが、その日は寒かったので、女王は暖をとるために膝に毛布をかけてらっしゃいました。すると、『メーガン、こちらに来なさい』と言って、私の膝にも毛布をかけてくださいました」と、嬉しそうにエリザベス女王との思い出を振り返っていたメーガン妃。

 フィリップ王配が今年2月に入院した際にも、エリザベス女王にお見舞いの電話をかけたことを明かしていたが、インタビューが放送されたあとも交流は途切れていないよう。(フロントロウ編集部)

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