後見人制度からの解放を求めて裁判を行なっているブリトニー・スピアーズが、父親ジェイミーに後見人のアイディアを伝えたのは母親のリンだったとして、名指しで母親を批判した。(フロントロウ編集部)

ブリトニー・スピアーズが母リンを批判

 2008年から13年にわたって自身の後見人を務めてきた父親ジェイミーを後見人から外すよう求めて争っていた裁判で、今年9月に父親を解任することができたブリトニー・スピアーズが、父親が後見人制度の考えに至ったのは元々は母親リンの意見だったとして、母親を公に批判した。

画像1: ブリトニー・スピアーズが母リンを批判

 現在は削除されているインスタグラムの投稿で、「母がすごく心配そうに、『あなたちょっと変よ。どうしたの?』って言ってくるから、私はこう言ってあげるの。『こんにちは。私の名前はブリトニー・スピアーズ。やっとお会いできましたね!』って」と、現在の自分が本当の自分だと綴った上で、次のように明かした。

 「13年前に後見人制度を始めたのは父かもしれないけど。でも、みんなが知らないのは、その考えを父に助言したのは私の母だということ。あの年月が戻ることは絶対にない。彼女は秘密裏に私の人生を壊したの」。

 ブリトニーは次のように続けている。「『私には何が起きているか分からない』っていう態度を取るのはやめて、くたばれ! 自分が何をしたかあなたは知っているでしょ。父は、後見人制度に思い至るほど賢くない」。

 後見人の問題が解決するまでパフォーマンスは行なわないと宣言しているブリトニーは今年3月、母リンから過去のパフォーマンス動画が送られてきたことを報告して、今も連絡を取り合っていることを示唆していた。一方、母リンは今年4月、父ジェイミーがブリトニーから受け取っている「手続き上でも本質的にも不適切」な報酬を受け取っていることを批判していた。

 その際、父ジェイミーはリンの主張を「架空の議論」だとした上で、リンはこの一件に関連した報酬について「一切知識がなく」、最近まで後見人制度に関与していなかったと主張した。

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母リンは自身もブリトニーを助けた側と主張

 一方、リンは先日、ブリトニーを父による後見から解放するのを助けたとして、ブリトニーの法務チームに対して自身への報酬の支払いを求める文書を提出したことが明らかになっている。米ETが入手した法的文書によれば、リンは、自身が雇った弁護士への報酬を含め、合計で66万3,202ドル(約7,295万円)の支払いをブリトニーの法務チームに求めているという。

 リンはそのなかで、2019年からブリトニーを解放するために動いていたとして、同年に法律事務所に「ブリトニーが支配的だったとみなしたものから彼女を解放するために、何ができるかを相談」し、「後見人である父親からの独立の達成」を目指したとしている。

 法的文書によれば、ブリトニーは当時、母リンが自身の解放のために動いてくれることを「熱烈に歓迎」したといい、リンはブリトニーが「基本的な権利」を取り戻すことができるように尽力したと主張している。リンはその際、ブリトニーを解放するためにかかった費用を支払うという契約を法律事務所と結んだとしている。(フロントロウ編集部)

 

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