アメリカのディズニーランドおよびディズニーワールドで、パーク史上初となる黒人のサンタクロースが登場!(フロントロウ編集部)

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ディズニーランドでサンタ役に黒人が起用されるのは初

 アメリカのカリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランド・リゾートとフロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(以下ディズニーワールド)で、約66年の歴史で初となる黒人のサンタクロースが登場した。今後、アメリカのディズニーランドおよびディズニーワールドでは、白人と黒人、両方のサンタをクリスマスパレードやミート&グリートで目にすることになる。

@rozyqueenofcups

This was my 2nd time seeing black Santa in the Christmas parade & I can’t express how magical it is. ##disneyworld ##blacksanta ##representationmatters

♬ Still Falling For You - From "Bridget Jones's Baby" - Ellie Goulding

 今回の配役についてディズニーの広報担当者は、「サンタクロースは世界中のコミュニティでさまざまな形で表現されており、その精神に基づいて、ディズニーランド・リゾートとウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートでも、サンタクロースは周辺コミュニティの多様性を反映しています」と米CNNの取材に対してコメントしている。

 ディズニーランド/ディズニーワールドでは、約66年間にわたって 「安全性(Safety)、礼儀(Courtesy)、表現(Show)、効率性(Efficiency)」という4つのカギをゲストへのサービスの指針にしてきたが、今年4月、新たに「インクルージョン(包括)」を5つ目のカギとすることを、テーマパーク部門の責任者であるジョシュ・ダマロ氏がディズニーの公式ブログDisney Parks Brogで発表。

 今後は「よりインクルーシブになるようにアトラクションを再構築し、キャストやファンの多様で刺激的なストーリーを祝福していく」として、手始めにキャストの服装や髪型に関する規定がジェンダーインクルーシブな内容に改訂されたほか、長きにわたって園内アナウンスで使用されてきた「Ladies and gentlemen, boys and girls」というフレーズを廃止して、性別を特定しないものに変更するなど、多様性を重視した改革が着々と進行している。(フロントロウ編集部)

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