ブロードウェイミュージカル『クライズ』が幕開け
アメリカの女性刑務所を舞台にしたコメディドラマで、MeToo問題や移民問題、そしてLGBTQ+問題など時事ネタを盛り込みあらゆる話題に切り込んでいたNetflixのドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』は、2019年に最終シーズンであるシーズン7が配信され、ドラマ自体は終わってしまったものの、いまだにカルト的人気を誇っている。
2020年には『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の制作陣であるジェンジ・コーハンやタラ・ハーマン、ヒラリー・ワイズマン・グラハムらが再び集結し、ソーシャル・ディスタンスを題材にしたNetflixのアンソロジー・シリーズが制作されることが発表され、世間を再び沸かせた。
そんな大ヒットドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のメインキャストの1人である、クレイジー・アイズことスーザン・ウォーレンを演じたウゾ・アドゥバが主演を務めたブロードウェイミュージカル『クライズ（Clyde's）』が初日を迎えた。
『OITNB』のキャストが久々に再会
『クライズ』のオープニングナイトということで多くの人が駆けつけたが、その中には、なんと『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のキャストたちが。今回ウゾの応援に駆けつけたのは、アレックス・ヴァウス役のローラ・プレポン、ニッキー・ニコルス役のナターシャ・リオン、ダヤナラ・ディアス役のダーシャ・ポランコ、ターシャ・ジェファーソン役のダニエル・ブルックス、シンディ・ヘイズ役のエイドリアン・C・ムーアの5人。
ドラマの終了後、キャストがSNS上でやり取りをしたり2、3人で集まったりしたことはあったが、これだけの人数が集まるのはかなり久々。キャストたちは再会を喜ぶようにハグをして、変わらない絆をうかがわせた。
ウゾは『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のキャストが見に来てくれたことが嬉しかったようで、「オリジナルの仲間。この素晴らしい女性たちが『クライズ』のオープニングに来てくれたことに一生感謝する。ありがとう、レディース！」と、インスタグラムで感謝した。
ちなみにウゾが主演を務める『クライズ』は、あるサンドウィッチショップが、かつて投獄されていた人をスタッフとして雇い、人生を取り戻すチャンスを与えるストーリーとなっている。（フロントロウ編集部）
