2013年11月30日に俳優のポール・ウォーカーが事故で亡くなってから8回目の命日を迎えたことを受けて、映画『ワイルド・スピード』シリーズで共演した親友のヴィン・ディーゼルが追悼文を投稿した。(フロントロウ編集部)

ヴィン・ディーゼルがポール・ウォーカーとの思い出を投稿

 プライベートで発生した交通事故により、2013年11月30日に40歳の若さで亡くなった俳優のポール・ウォーカー。今年の11月30日に8回目の命日を迎えたことを受けて、映画『ワイルド・スピード』シリーズで共演したことをきっかけに“兄弟”のように仲良くなった親友のヴィン・ディーゼル(54)がインスタグラムでポールにメッセージを寄せた。

画像: ヴィン・ディーゼルがポール・ウォーカーとの思い出を投稿

 ヴィンはインスタグラムに、今年10月に行なわれたポールの娘メドウ・ウォーカー(23)の結婚式にて、自身の娘であるハニア・ライリー(13)が新婦の付き添い人を務めた時の写真を投稿。ヴィンはこの時、ポールの代わりにメドウの父親役を務めて、メドウと一緒にバージンロードを歩いた。

 「君に伝えたいことがたくさんある。『ワイルド・スピード MAX』で、中華料理を食べながら兄弟喧嘩のようなことをして、君が最後に『レティは君に家に帰ってきてほしかっただけなんだ、ドム』と言うシーンを撮影した日のことを覚えている」とヴィンはポールへのメッセージを始めて、2008年に第1子となるハニア・ライリーが生まれるにあたり、当時既にメドウの父親だったポールに相談した時のことを振り返った。

 「あの日、撮影を終えた後で君は僕のトレーラーに来て、『どうしたんだい?』って尋ねたんだ。君はいつだって、僕が何かを抱えている時にはそれに気がついていた。僕は君に、もうすぐ赤ちゃんが生まれることを伝え、これから病院へ向かうのに、どうしたら良いのか分からないと話した」。

 ヴィンはポールが当時くれたアドバイスを今も忘れていないとして、こう続けた。「君が僕に言ってくれたことは決して忘れない。君は、『大勢のタフな男たちは君に分娩室の外で待つように伝えるだろうけど、それは間違っている。分娩室へ入って、へその緒を切るんだ。人生最高の日になるから』と言ってくれたんだ。もちろん、君は自分の経験からそう言った。既に(メドウという)自分の天使が生まれていたからね」。

ポール・ウォーカーに娘たちの成長を報告

 「今日で8年が経つ。幸運にも僕らが持つことができた兄弟愛を考えなかった日はない。それは君も知っているよね」とヴィンはさらに綴り、メドウの結婚式のことを次のように報告した。

  「オープンであり続け、信念を持っていれば、人生における悲劇の後には祝福が舞い込んでくる。パブロ(※1)、この写真を見てくれ。きっと君を笑顔にするはずだよ。君が親友としてのアドバイスという美しい方法で僕の心の準備を手伝ってくれて出会えた天使(ヴィンの子供)こそ、かけがえのないメドウがメイド・オブ・オナー(※2)に指名した天使なんだ」。

※1 ヴィンが親しみを込めて呼んでいるポールの愛称。
※2 新婦の付き添い人たちの代表

 「僕は2008年のセットではこれを予測できなかったけど、もしかすると、君は予測できていたのかもしれないね。君が恋しいよ。子供たちはいつも、『ポールおじさんはそばにいるよ、パパ』と言ってくれる。心の中では、子供たちの言う通りだということを僕は知っている。君を恋しく思うよ、パブロ」とヴィンはメッセージを締めくくった。(フロントロウ編集部)

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