『ハリー・ポッター』の著者であるJ.K.ローリング氏が、再びトランスフォビア的な発言をしてハリポタファンからひんしゅくを買っている。(フロントロウ編集部)

J.K.ローリングのトランスフォビア的な発言に批判殺到

 これまでに何度かトランスフォビア(※)的な発言をして炎上したことがある作家のJ.K.ローリング氏が、またしてもツイッターにトランスフォビアととれる発言をして波紋を呼んでいる。
※トランスジェンダー/トランセクシュアルに対するネガティブな感情・思想・行動。

 ローリング氏は、スコットランド警察がレイプ事件の被疑者が法的に性転換をしていなくても、本人が女性であると主張する場合はそれを認めると発表したことを伝える英The Timesの記事に、「戦争は平和である。自由は屈従である。無知は力である。あなたをレイプしたペニスのある人間は女性である」というコメントを添えて自身のツイッターでシェア。ジョージ・オーウェル氏の著書『1984年』の一節を用いてこのニュースを皮肉り、自身が以前から唱えていて、『ハリー・ポッター』の主演俳優からも反発を受けている“トランスジェンダー女性は女性ではない”という主張を繰り返した。

 ご存じの方も多いと思うが、ローリング氏は映画『ハリー・ポッター』シリーズの原作となった同名児童向けファンタジー小説の著者で、『ハリー・ポッター』の新シリーズである『ファンタスティック・ビースト』の原作・脚本も手がけている。ハリポタファンのなかには、トランスフォビア的な発言をし続けるローリング氏にうんざりしている人も多いようで、「あなたの名前を見て、魔法以外のもの感じることがあるなんて思いもしなかった。これ以上、私たちに苦痛を与えないで」、「(毎度批判されているにもかかわらず)執拗にコメントを続ける理由が自分にはわからない。とりあえずハリー・ポッターの名前を汚すのだけはやめてくれ」など、怒りと悲しみを募らせている。

画像: J.K.ローリングのトランスフォビア的な発言に批判殺到

セレブからも憤りの声

  また、Netflixのオリジナル番組『クィア・アイ』のジョナサン・ヴァン・ネスも、自身のツイッターで「女性に対する暴力の最大の脅威はつねにシスジェンダーの男性です。トランスジェンダーの女性ではありません。J.K.ローリングの都合が良いところだけを切り取った、トランスフォビア的な罵詈雑言が認められないかぎりは。トランスジェンダーの女性は暴行され、仕事を奪われ、殺され、レイプされるなか、J.K.ローリングは自分の屋敷の中で安全に過ごしています」と非難している。

 ちなみに、ローリング氏のこれまでの言動を鑑みて、映画『ハリー・ポッターと賢者の石』の公開20周年を記念した特別番組『Harry Potter 20th Anniversary: Return to Hogwarts(原題)』は、同氏をゲストに呼ぶことを見送ったほか、今まで『ファンタスティック・ビースト』シリーズの宣伝で使用されていた「J.K.ローリングがあなたを招待する(J.K Rowling invites you)」という文言が、2022年公開予定の映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の予告動画では「ワーナー・ブラザースがあなたを招待する(Warner Bros invites you)」に変更されていた。(フロントロウ編集部)

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