2022年は開催が予定されているコーチェラ・フェスティバル
新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年と2021年は中止となっていたアメリカ最大級の野外フェス、コーチェラ・フェスティバル。2022年は4月15日~17日と22日~24日に開催を予定しており、2020年にヘッドライナーを務める予定だったレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとトラヴィス・スコットと、さらにあと1組がヘッドライナーを務めることをコーチェラ・フェスティバルの共同創設者であるポール・トレットがロサンゼルスタイムズのインタビューで認めていた。
しかし、トラヴィスが11月に主催したアストロワールド・フェスティバルで10名の死者が出たことを受けて、署名サイトChange.orgにてコーチェラ・フェスティバルのヘッドライナーからトラヴィスを降板させることを要求するページが作られ、6万人以上の署名が寄せられた。
そんな世間の声も考慮されてか、トラヴィスは事実上コーチェラ・フェスティバルのヘッドライナーから外されたと報じられていたなか、今回トラヴィスの代役となるアーティストが決まったと米Varietyが報じた。
トラヴィスの代打にビリー・アイリッシュやカニエ・ウェスト
今回トラヴィスの代打として名前があがったのは、ビリー・アイリッシュとカニエ・ウェスト。米TMZによると、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンも出演しない方向で話が進んでおり、代わりにビリーとカニエが大トリを務める予定だと報じた。
さらに、2013年に人気絶頂のなか解散し、2018年に再結成を果たしたスウェディッシュ・ハウス・マフィアもヘッドライナーとして名前が挙がっているようだが、こちらはベテランのアーティストが再結成する伝統的な「スローバック」枠で出演する可能性もあるという。
コーチェラ・フェスティバルは毎年1月にヘッドライナーを発表しているため、例年通りにいけば、もうそろそろヘッドライナーが発表される。(フロントロウ編集部)