2021年のスーパーソニックでの来日公演も話題になったシンガーソングライターのオーロラがニューアルバム『ザ・ゴッズ・ウィー・キャン・タッチ』をリリースした。(フロントロウ編集部)

オーロラが新作『ザ・ゴッズ・ウィー・キャン・タッチ』をリリース

 ノルウェー出身のシンガーソングライターであるオーロラが、およそ2年半ぶりとなる通算3作目のニューアルバム『ザ・ゴッズ・ウィー・キャン・タッチ』を1月21日にリリースした。

画像: オーロラが新作『ザ・ゴッズ・ウィー・キャン・タッチ』をリリース

 母国ノルウェーのローゼンダルにある古城を借りて制作された本作は、ギリシャ神話にインスピレーションを受けた作品。2021年にスーパーソニックで来日した際にも披露したシングルの「Exist For Love」や「Cure For Me」はそれぞれアフロディーテやパナケイアといった神々をモチーフとしており、アルバム収録曲15曲それぞれに異なった神がテーマとなっている。

 ギリシャ神話の物語のプリズムを通し、恥、欲望、道徳などをテーマにした、エレガントで非常に美しくも、刺激的な作品となっている本作について、オーロラは次のように述べている。

 「アルバムを作るたびに、人々にとって音楽とは何か、なぜそれが重要なのかを考えています。『どんな言葉がみんなに必要なのか?』『何がみんなに良いだろう?』と自問しています。人を変だと思わせることは簡単。他人のその言葉をすぐに信じすぎていて怖いくらいに。私たちは普通じゃないと言われる。でも、私たちは普通。私たちはとても素晴らしく普通なのです」

 また、オーロラはアルバムリリース直後にあたる現地時間2022年1月25日に一夜限りのグローバル配信イベント「A Touch Of The Divine」を開催することが決定している。今回、新作アルバム収録曲のパフォーマンスをファンに向けて初めて披露する場となっているこのイベントのティザー映像も併せて解禁された。

 『ザ・ゴッズ・ウィー・キャン・タッチ』は本日、日本盤も発売されており、世界に1つだけのオーロラからのオリジナルメッセージ動画が付く特典や直筆サイン入りグッズなどが当たる特典受付もスタートしている。(フロントロウ編集部)

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