サンドラ・ブロックが、過去に自分が主演した『スピード2』を酷評!(フロントロウ編集部)

サンドラ・ブロック、『スピード2』へ出演したことは恥ずかしい

 映画『バード・ボックス』や『しあわせの隠れ場所』、『あなたは私の婿になる』などに出演してきたオスカー俳優のサンドラ・ブロックだが、出演したことを後悔している作品もあるという。

 米TooFabのインタビューに、最新作『ザ・ロストシティ』の共演者であるダニエル・ラドクリフとともに登場したサンドラが、超率直にこんな思いを明かした。

 「誰もついてきてくれなかったから、出演したことを今でも恥ずかしく思ってる。『スピード2』って言うんだけどね。これについては声を大にして言ってきた。あれは意味が分からなかった。ゆっくりしたボート。ゆっくりと島へ向かっていく。やらなきゃ良かったって思ってるし、私が知るかぎりファンも誰もついてきてくれなかった」

 1997年に公開された『スピード2』は、1994年に公開されて世界的大ヒットを記録したサンドラとキアヌ・リーブスによる『スピード』の続編だが、今でもファンから楽しまれている1作目と違い、続編は駄作として有名。

画像: 『スピード2』のサンドラ・ブロックとジェイソン・パトリック。

『スピード2』のサンドラ・ブロックとジェイソン・パトリック。

 監督が変更になったわけでもなく、キアヌの続投は叶わなかったもののサンドラは主演として続投したのだが、彼女が話す通りストーリーがダメだった。

 とはいえ、自分の主演作を酷評するサンドラの潔さは彼女らしい。話を聞いていたダニエルは、2作目はカルト的な人気があると言ったものの、サンドラはさらにボロクソに言うのだった。

 「とっても控えめにね!5人とかじゃない?彼(インタビュアー)と、小さな島へゆっくり向かっていくボートを見ている12歳の子供たち4人とか」

キアヌ・リーブスも監督も酷評している『スピード2』

 サンドラが臆面もなく続編を酷評できるのには、他の理由もあるかもしれない。『スピード2』は、シリーズを手がけたヤン・デ・ボン監督すらも納得いっていないと明かしており、制作した理由は「契約で続編を作ることになっていたから」と過去にぶっちゃけている

 またキアヌも、「サンドラ・ブロックとは本当に一緒に働きたかったし、ジャック・トラヴェンを演じるのも大好きだったし、『スピード』が大好きだ」としたうえで、「でも、豪華客船?制作に携わったアーティストに異論はないが、当時はそれが正しいとは感じられなかった」と、サンドラと同じくストーリーに魅力を感じなかったために、続編への出演は辞退したと明かしている。

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.