ザ・ウォンテッドが亡くなったメンバーのトム・パーカーを追悼、エドやリアムからも追悼の声

ザ・ウォンテッドがトム・パーカーが亡くなったことを報告

　2021年に7年ぶりに再結成を果たしたザ・ウォンテッドが、メンバーのトム・パーカーが亡くなったことを報告し、彼を追悼した。

　2020年11月に末期の脳腫瘍を患っていることを公表して闘病を続けていたトムの訃報は、英現地時間3月30日に妻である俳優のケルシー・ハードウィックによって伝えられており、ケルシーは「悲痛な気持ちと共に、トムが今日、家族全員が側で見守るなかで安らかに息を引き取ったことを報告いたします」とインスタグラムで報告した。

　今回、トムのバンドメイトであるザ・ウォンテッドのマックス・ジョージ、シヴァ・ケインズウォラン、ジェイ・マクギネス、ネイサン・サイクスの4人が、SNSを通じて声明を発表。トムを次のように追悼した。

　「マックス、ジェイ、シヴァ、ネイサン、ザ・ウォンテッドのファミリー全員は、家族やバンドメイトたちに囲まれて今日のお昼に安らかに息を引き取った、バンドメイトであるトム・パーカーの悲劇的で早すぎる死に打ちのめされています。トムはケルシーにとっての素晴らしい夫であり、アウレリアとボーディにとっては素晴らしい父親でした。彼は僕らの兄弟で、僕たちが感じている喪失感や悲しみは言葉で表すことができません。これからもずっと、僕らの心の中にいます。トム・パーカー 1988年―2022年」

　メンバーのシヴァは、個人のアカウントも更新して、「やあトム、君が向こうで楽しんでいるといいな。僕は君の真の勇気を目撃できたことに感謝しているよ。僕の人生における喜びだったよ、トミー・ボーイ。君が世界を照らすのを僕らに見せてくれてありがとう。また話そう。また今度ね。大好きだよ、兄弟」と、トムを追悼した。

エド・シーランやリアム・ペインらからも追悼の声

　トムの訃報を受けて、ワン・ダイレクションのリアム・ペインやエド・シーランらもSNSでトムを追悼している。リアムとエドは、ザ・ウォンテッドが昨年に行なった、医学研究のための資金を募るチャリティイベント『Inside My Head』に参加していた。

リアム・ペイン

「トムについての報せを聞いて胸を痛めているよ。彼は活気やユーモアに満ちた人で、一緒に過ごした思い出は生涯忘れない。彼のご家族や、ザ・ウォンテッドにいる彼の兄弟たちに想いを送ります」

エド・シーラン

「トムの訃報を聞いて本当に悲しいよ。思いや愛をケルシーや彼の子供たち、ご家族に送ります。とても悲しい日だ。本当に素敵な人だった」

ザ・ヴァンプスのコナー・ボール

「33歳はあまりに若すぎるよ。本当に悲しい。どうか安らかに、トム・パーカー」

ハーヴィー（HRVY）

「みんな君が大好きだよ、トム・パーカー」

　ザ・ウォンテッドは、脳腫瘍を患ったトムの思いがきっかけとなり、2021年に再結成。11月19日には、2曲の新曲を含むベストアルバム『モスト・ウォンテッド：ザ・グレイテスト・ヒッツ』をリリースしていた。（フロントロウ編集部）