コーヒーを飲んですぐの歯磨きは厳禁
日常的にコーヒーを飲む人にとって気になることのひとつが、ステインによる歯の着色汚れ。歯が黄ばんでしまうのを防ぐため、飲んだらすぐに歯を磨いているという人もいるのでは? でもじつはコーヒーを飲んだ後すぐに歯を磨くのは、NGなのだという。
コーヒーを飲んだ直後の歯磨きはなぜNGなのか、歯科医がその理由を明かした。
知覚過敏や虫歯を招く恐れがある
コーヒーを飲んだ後すぐの歯磨きがNGなのは、知覚過敏や虫歯といったトラブルが起こりやすくなるから。そのメカニズムに大きく関係してくるのが、歯のエナメル質。
ニューヨークにある歯科医院「Les Belles NYC」の創設者であり歯科医のシャロン・ファン医師は、「コーヒーなどの酸性度の高い飲み物や食べ物は、歯のエナメル質を柔らかくする作用があります。コーヒーの影響でエナメル質が柔らかくなっているときに歯磨きを行なうと、歯が損傷しやすくなる恐れがあるのです」と米Well+Goodで説明。
歯が損傷しやすくなることで、知覚過敏を引き起こしたり、むし歯につながる弱い部分ができたりする可能性があるそう。そのためファン医師は、コーヒーを飲んだ後にはまず水でうがいをして、エナメル質が再硬化する30分後を目安に歯磨きを取り入れるようアドバイスした。
またファン医師は、コーヒーを飲む前に歯磨きを取り入れることも推奨。歯磨きをせず歯垢が付着している状態でコーヒーを飲むことで、コーヒーによって歯垢が染まり、歯が暗く見えることがあるからだという。
白い歯をキープするためにやっていることはある?
ご回答ありがとうございました!
(フロントロウ編集部)