カミラ・カベロがコーチを務める音楽番組で珍事
シンガーのカミラ・カベロがコーチを務める音楽オーディション番組『ザ・ヴォイス』のブラインドオーディション(※)で、ちょっとしたハプニングが起きた。
※4人のコーチは参加者に対して背を向けた状態で座っていて、文字通り、歌声だけで審査する。
現地時間9月27日に放送された回で、参加者のひとりであるタナー・ハウがカミラの元恋人で同じくシンガーのショーン・メンデスのヒット曲「Mercy(マーシー)」を披露したのだが、彼の声があまりにもショーンそっくりだったため、カミラはショーン本人がいるのではないかと勘違い。一緒にコーチを務めるグウェン・ステファニーたちに、「あそこにいるのは私の…。もしかしてステージにいるのはショーン?」と質問するなど、動揺した様子を見せた。
カミラ以外の3人のコーチ、グウェンとジョン・レジェンド、ブレイク・シェルトンは椅子を回転させた(※)が、カミラだけはうしろを向いたままだった。その理由は、やはりショーンそっくりの歌声にあったようで、カミラは「私はここにいる誰よりも彼(ショーン)のことを知っています。私が振り向かなかった理由は、あなたの声が彼に似すぎていると思ったからかもしれません」とタナーに伝えた。
※歌声を聞いて良いと思ったらボタンを押すと椅子が回転し、参加者と対面するシステム。
ご存じの方も多いと思うが、カミラとショーンは元々親しい友人同士で、2019年に「Senorita(セニョリータ)」で2度目のコラボをしたのがきっかけで恋愛関係に発展。婚約説も飛び出すなど順調に交際を続けているように見えたが、昨年11月、「みなさん、私たちは恋愛関係を終わらせることを決めましたが、人間としてのお互いへの愛はこれまで以上に強いものです。私たちは親友として関係を始め、これからも親友であり続けます。今までもこの先も応援してくれる皆さんには感謝しかありません」と共同声明を出し、破局したことを明らかにした。ちなみに、現在、カミラは実業家のオースティン・ケビッチ氏と交際していると伝えられている。(フロントロウ編集部)