ローレン・コーハン、マギーというキャラクターへの愛
ついに、日米で放送・配信が始まったドラマ『ウォーキング・デッド』の最終章の最終パート3。2010年から始まったシリーズも、12年目でついに幕を閉じる。
11シーズンにわたって続いてきたシリーズだが、初期の頃から登場しているキャラクターはそう多くはない。とくに、シーズン9とシーズン10では、主人公だったリック役のアンドリュー・リンカーンやマギー役のローレン・コーハン、ミショーン役のダナイ・グリラが相次いで卒業したため、ダリルを演じるノーマン・リーダスは「泣いてしまった」という逸話も。
しかし3人のキャラクターは死亡したわけではないため、ローレンはシーズン10の終盤でカムバックし、スピンオフドラマへの主演も決定。アンドリューとダナイも、ともにスピンオフドラマの主演を務めることが発表されてファンは歓喜した。
そのため、今後もマギーを演じていくことが決定しているローレン。マギーは紛れもなく彼女を代表するキャラクターとなっているが、俳優のなかにはキャラクターのイメージがつくのを嫌がる人もいる。しかしローレンにそのような思いはないよう。米EWのインタビューで、こんなコメントを残した。
「人々が『ワォ。あなたはこのドラマをすごく長い間やってきたね』と言う時、私は『そして永遠にやり続けられることを私は願ってる』と返します」
マギーと、ジェフリー・ディーン・モーガンが演じるニーガンが主人公のスピンオフドラマ『The Walking Dead: Dead City（原題）』はオリジナルシリーズより場所を移し、ニューヨークのマンハッタンを舞台に2人が活躍する。マギーとニーガンといえばグレンを巡って因縁があり、2人を一緒にしたドラマには批判的な視線も注がれているが、どのような作品になるのかまずは見てみたい。スピンオフドラマも長く続けば、ローレンがマギーを20年と演じる可能性もある。
スピンオフに引き続き誰が登場するのかは不明だが、アーロンとゲイブリエルも登場すれば素敵。というのも、ローレンはアーロン役のロス・マーカンドと、ゲイブリエル役のセス・ギリアムと仲が良く、オリジナルシリーズの撮影最終日には、「ロスとセスと一緒にいました。そして、『オーケー、2人とも。誓いを立てよう。今後説明はいらない。理由なく電話がしたくなったら、そうして。疑問を持たずに、ただ受話器を取って電話して。そして私たちはお互いからの電話に出る』って言いました」と誓いあったほどだそう。また仲の良い3人の姿が見たいが…？
（フロントロウ編集部）
