ディズニーランドの元キャストが“ふりをする”ゲストを非難
米フロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(以下ディズニーワールド)の元キャストで、現在はTikTokerとしてパークの情報やあるあるネタを発信しているトーマスという男性が、“英語が話せないふり”をするゲストを非難した。
でも、“英語が話せないふり”をして何の得があるのか? トーマスによると、アトラクションの列に割り込むなどのズルをしたときに、キャストから注意されても英語が話せないふりをしてどうにかしようとする人たちがいるのだそうで、キャストとして働いていた頃、何度かそういう場面に遭遇したという。
トーマスは「他の言語をバッシングしているわけではありません」と前置きしたうえで、言語の壁を悪用することは、本当に英語が話せなくて助けやサポートを必要とする人たちの妨げになると主張。また、「キャストは、ゲストが嘘をついている場合、とくに言語に関しては顔でわかることが多いです」と言うと、「ある2人のゲストがアトラクションの外で英語で話しているのを見たあと、同じ2人が英語が話せないふりをして列に割り込んだことがありました」と明かし、ゲストが思っている以上にキャストはゲストのことをよく見ているので“嘘はバレている”と指摘した。
ちなみに、実際につい最近も、ディズニーランドのマジック・キングダムのエントランスでパスを見せずに通過した男性が、警備員に呼び止められるも、“英語が話せないふり”をしてその場をやり過ごそうとするという出来事があった。警備員の制止を振り切ってパーク内に侵入した男性は、メインストリートで声をかけてきた別のキャストに対しても“英語がわからない”という態度を取っていたというが、逮捕後の取り調べで「英語に長けている」ことが判明した。
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(フロントロウ編集部)