女性の生きやすさ働きやすさのハードルになっているドレスコード(=服装のルール)。日本でも問題になっており、数年前、女性に対して職場でハイヒールやパンプスの着用を強制することを禁止するよう求めるKuToo運動が広がったことがきっかけで、いくつかの企業でルールの見直しが行われたが、海外でもさまざまな場所でイノベーションが起きている。(フロントロウ編集部)

ヴァージン・アトランティック航空は「ジェンダー別の服装規程」を廃止

 多くの航空会社には、客室乗務員の服装やメイクアップに関するガイドラインが存在しており、老舗企業ほど女性客室乗務員に求めるルックスへの規定が厳しい傾向にある。

 そんな保守的な業界を変えるべく、イギリスのヴァージン・アトランティック航空は、2019年に社員が性別に縛られず快適に勤務できるよう一部のルールを変更。それまでリクエストがなければ支給されなかったパンツを、今後はスカートとともに規定の制服として支給することを決定した。さらに、フラットシューズの着用を認めると同時に、メイクアップは歓迎するが義務でははないとしてノーメイクも許可するなど、数年前からドレスコードやルールの緩和を進めてきた。

 その取り組みがさらに進化して、ヴァージン・アトランティック航空は2022年にジェンダー別の服装規程を廃止することを発表。この方針変更によって、ヴァージン・アトランティックで働く客室乗務員、パイロット、グランドスタッフは性別、性自認、性表現に関係なく、自分の好きな制服を着用できるようになった。

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