映画のプレミアを開催する数少ない国の一つに日本を選んだ理由
8年ぶりの来日ですね! 8年ぶりの日本はいかがですか?
最高です! 戻ってくるまでに長い期間がかかってしまいましたね。ひとりで、そしてグループ(ワン・ダイレクション)として、様々な場所へ行くことができて幸運に思っています。そんな中でも、日本はいつだって、また行くのが楽しみな場所でした。人も素晴らしいし、雰囲気も素晴らしいし、景観も最高ですよね。それから、日本でのショーはすごくユニークなんです。世界のどの地域とも違う感じがします。なので、戻って来られてホッとしていますよ。ワン・ダイレクションとして活動していたときには幸運にも、毎年か1年おきには日本に来ていたのに、8年も間が空いてしまったなんてね。戻ってこられたことに安心感を感じていますし、僕の映画を観に来たり、ショーに来たいと思ってくれたりする方々がいることを幸運に思います。とにかく、戻ってこられて本当に嬉しいです。
今回、母国イギリスやメキシコと並んで、ドキュメンタリー映画『ALL OF THOSE VOICES』のプレミアを行なう数少ない国の1つに日本を選んでくれたのはどうしてでしょう?
第一に、しばらく日本に来られていなかったというのが理由です。それから、この映画でフォーカスしたかったことの一つが、いろいろな国にファンがいることがいかに幸運かということでした。ロンドンとメキシコ、それからここ日本でプレミアを開催することは、ファンベースの幅広さを証明してくれていると思います。
映画のタイトル『ALL OF THOSE VOICES』について教えてください。このタイトルにはどのような思いが込められているのですか?
曲の歌詞に出てくるフレーズ(「Bigger Than Me」)でもあるのですが、僕の仕事にはあらゆる意見がつきものだという状況を表現しています。ご存知の通り、「こうしたほうがいいよ」っていうことをみんなから言われるわけです。メディアもそうですし、レコード会社にいる人たちも、みんながそれぞれの意見を伝えてきます。なので、このフレーズは、そうした意見を最大限にリスペクトして、そのうちのいくつかは考慮しつつも、もっと自分の内側に目を向けて、外からの影響を心配しすぎずにやりたいことをやろう、ということを意味しています。