ヴィクシーが『The Victoria's Secret World Tour』を制作
ミランダ・カーをはじめ、ジゼル・ブンチェン、ハイディ・クルム、アレッサンドラ・アンブロジオ、アドリアナ・リマといった人気モデルを輩出し、広告塔のエンジェルになることは“トップモデルの登竜門”とまで言われたランジェリーブランドのヴィクトリアズ・シークレットは、2021年に体制を一新させるために、新たなパートナーシップのプラットフォーム「The VS Collective」を発表。
その後ブランドは新たに生まれ変わり、ベラ・ハディッドやヘイリー・ビーバーといった人気モデルだけでなく、プラスサイズモデルや、ダウン症モデル、そして黒人トランスジェンダーモデルといった多様なモデルを起用している。
そんなヴィクトリアズ・シークレットが、『The Victoria's Secret World Tour』と題したドキュメンタリーを制作する。
プレスリリースによると、「ダイナミックなグローバルクリエイティブ、トップスーパーモデル、音楽の才能などをフィーチャーし、ファッション、映画、アート、カルチャーを統合」するドキュメンタリーになるという。
9月にストリーミング配信されると言われている『The Victoria'sSecret World Tour』には東京、ロンドン、コロンビアのボゴタ、ナイジェリアのラゴスから選ばれたVS20と呼ばれる20人のグローバルなクリエイターが登場。アーティスト、振付師、映画制作者、ファッションデザイナーなど、様々な分野で活躍するクリエイターが制作する各都市のコレクションの舞台裏を追った映像がドキュメンタリーに収められ、そのアイテムが秋に行なわれると言われているヴィクトリアズ・シークレットのランウェイショーに登場するよう。
日本からはファッションデザイナーのジェニー・ファックス氏、映画監督の石原海氏、画家の皆藤齋氏、ダンサーのアオイヤマダ氏、アーティストのコムアイ氏の5人が選ばれている。
エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼ヘッドクリエイティブディレクターのラウル・マルティネスは「この映画は、ヴィクトリアズ・シークレットのブランド変革の究極の表現です」とプレスリリースで語っており、どのようなものが出来るのか期待が高まっている。(フロントロウ編集部)