Prime Videoで8月11日(金・祝)独占配信開始の映画『赤と白とロイヤルブルー』。米国大統領の息子アレックスと英国王室のヘンリー王子を演じるニコラス・ガリツィンとテイラー・ザハール・ペレスのオフィシャルインタビューが到着した。(フロントロウ編集部)

―最もお気に入りの共演シーンについて

ニコラス(ヘンリー王子):俳優の立場から言えば、ロイヤルウエディングのケーキのシーンに勝るものはない。今までに経験したことがないほど楽しい演技でした。その後の数日間は、耳やちょっとした割れ目から(ケーキの)アイシングを取り除いていましたよ。その後すぐにシャワーを浴びたんですが、それでも取れないところがありましたからね。でもとにかく、とても楽しかった。クルー全員が交代でケーキをつかんで私たちに投げつけてくれた。とても絆を深めることができました。キャラクターという観点から見ると、ヴィクトリア&アルバート博物館での2人の時間は、2人の関係を決定づけた瞬間としてとても印象に残っています。ヘンリーは最後まで隠していた自分の弱さを分かち合い、パンドラの箱を開けるような形で、アレックスに「これが僕の人生なんだ。怖いけど、このリスクを喜んで引き受けるよ」と言うのです。

テイラー(アレックス):アレックスは、信じられないほど同情的な面を持ちながら、すごく不愛想な一面も持つ。彼の行動には二面性があるのです。ヘンリーと過ごす時間が長ければ長いほど、彼は2人の関係に傾倒し始める。大晦日にヘンリーがアタックしてきたとき、彼は完全に混乱状態に陥ります。ノラとの会話で、本当に彼を好きなんだと気づくまではね。アレックスは、新しい恋愛に加え、自分のセクシュアリティと政治的願望を探求し、感情的で成熟するための旅を続けている。2人の関係は成長を続け、障害が現れても止めるには遅すぎるという暴走列車と化す。私たちは、関係が構築される瞬間、あるいは一歩後退する瞬間のひとつひとつを、実に綿密に、具体的に描く必要があったのです。

画像3: テイラー・ザハール・ペレス&ニコラス・ガリツィンの公式インタビュー

―セクシュアルなシーンについて

テイラー(アレックス):親密なシーンは、パッションにあふれた瞬間なのか、それとも優しくソフトな経験なのか、そのシーンに合わせて振り付けがありました。人間関係にはさまざまなレベルがありますが、私たちは、映画を通してそれらを探求することができました。最終的には、彼らの旅は美しく、誰もが共感できるものだと思います。人間的な経験を共にする2人のラブストーリーであり、とても素晴らしいものです。

―お互いとの共演について

ニコラス(ヘンリー王子):第一に、そもそもこの関係には対立があるから、ある意味、相手の演技に合わせて演技するという関係にあるのです。ぶつかり合える相手であることが重要でした。テイラーは元来ウィットに富んだ人で、すぐにお互いのユーモアのセンスを理解できました。一緒に演技をしている人たちと友達になれるとは限らない。その点、私はとてもラッキーでした。これまで素晴らしい共演者に恵まれてきましたが、テイラーは、本当に頭が良くて、カリスマ性があって、とても面白い。私たちが達成できたと思う平穏な瞬間は、脚本にある重苦しい場面と見事に並置することができた。テイラーは、その喜びをもたらすために本当に不可欠だったのです。

テイラー(アレックス):ニックと私は、本の中に出てくる性的な瞬間を、リアルできちんとした形で表現する責任を感じました。ロビー・テイラー・ハントというインティマシー・コーディネーターに出会えたのは本当に幸運でした。僕らは彼と一緒に、それぞれの瞬間、それぞれのシーンのニュアンスを細かく分析したのです。ニックとはすぐに意気投合し、この映画が原作のファンにとって何を意味するのかを2人とも理解していました。一緒に似たような責任の重さを感じながら、私たちは一緒にそれを引き受け、信頼関係を築いていった。より親密で張り詰めた瞬間を撮影するときは、撮影の合間に平穏さをもたらすさまざまな方法を見つけました。マシュー(・ロペス)もいつもそこにいてくれて、この物語に命を吹き込むという私たちの共通の目標に立ち戻らせてくれました。ニックは素晴らしい共演者で、スクリーン上で強い絆を築けたことを本当に嬉しく思っています。

画像4: テイラー・ザハール・ペレス&ニコラス・ガリツィンの公式インタビュー

―ヘンリーとアレックスというカップルについて

ニコラス(ヘンリー王子):愛はすべてに打ち勝つという単純な話ですよ。その人のバックグラウンドやセクシュアリティに関係なく、私たちは常に障害や伝統に直面します。社会としてものすごいスピードで変化しているので、邪魔をしようとするものが出てくるのです。そんななか、これは、2人がお互いとの愛が何よりも大切だと信じているということだと思っています。そして、お互いのために何かを犠牲にすることを厭わない。それって、誰もが共感できる美しい原則だと思います。

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