テイラー・スウィフトがカニエ・スウィフトにスピーチを邪魔された一件とは?
テイラー・スウィフトが現地時間8月27日に行なった最新ツアー『The Eras Tour』のメキシコシティ公演で、2009年にMTVビデオ・ミュージック・アワード(以下、VMAs)でカニエ・ウェストから受賞スピーチを邪魔された一件を揶揄したのではないかと注目を集めている。
ご存知の方も多いと思うが、テイラーは同年のVMAsで最優秀女性ビデオ賞を受賞。しかしながら、カニエはこの受賞結果に納得がいかず、スピーチ中のテイラーから突然マイクを奪い、「ヨー、テイラー。君の受賞をとても嬉しく思ってるよ。君には喋らせてあげるけど、ただ…、ビヨンセのビデオは歴史上で最も素晴らしいビデオのひとつだった!」とシャウトするという一件があった。
テイラーはその一件以来、カニエや、彼のその後の妻であるキム・カーダシアンと長年にわたる確執を抱えることとなったのだが、ようやくカニエとの一件をジョークにできるまでに余裕が出てきたよう。
テイラーが“遮られる”ことについてジョーク
今回のメキシコシティ公演では、ファンの歓声があまりに大きかったことで、テイラーがMC中に一呼吸置くという場面があったのだが、テイラーはその際に「ところで、これって遮られる最高の方法だね。みんなが自分の名前をチャントしてくれるからっていうのは」と発言。
続けて、次のようにジョークを飛ばした。「遮られるとしたらこういう形じゃなきゃね。私にだからこそ言えること」。
Taylor swift: es la única forma buena de ser interrumpida, yo lo sé *en burla a cuando kanye west la interrumpió en los Vmas 2009*
— Juan David Rojas (@juandavidrrz) August 28, 2023
es el verdadero mis traumas mis chistes, crack JAJAJA LA AMO#MexicoCityTSTheErasTour #MexicoTSTheErasTour #TsTheErasTour
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テイラーは2020年にNetflixで配信したドキュメンタリー作品『ミス・アメリカーナ』で当時を振り返り、「あのとき、私は他の人たちが彼にブーイングしていたということを知りませんでした。私にブーイングしていたと思っていた。人から拍手してもらうことで信念体系を築いてきた身としては、観客全員からブーイングを受けることは、かなりの成長体験になりました」と、自分にとっては成長できる機会になったと語っていた。
さらに、テイラーは「実際、私は『自分自身を証明しなくちゃ。私がここにいるのに相応しいんだってみんなに知ってもらわなきゃ』っていう心境になりました」として、ショックを受けたというよりは、むしろ奮い立たされるような経験だったと語っていた。