ボディメイクにぴったりのつくり置きのコツを、海外の栄養士がレクチャー。バランスよく栄養を摂取できて忙しい日々の負担を大幅に軽くしてくれる、つくり置きプランの組み方とは?(フロントロウ編集部)

ボディメイクに適したつくり置きプラン

 日々の料理の負担を軽減してくれるつくり置き。つくり置きは、海外では「ミール・プレップ(Meal Prep)」と呼ばれ、筋肉をつけたい人や脂肪を落としたい人の間で大人気。

画像: ボディメイクに適したつくり置きプラン

 その人気のワケは、栄養バランスを考えて食事計画を立てやすいから。とくに1週間分などの食事をまとめてつくり置きする食事プランは、計画的に必要な栄養素を摂取できる。

 とは言ってもただつくり置きすればいいというワケではなく、いくつかのポイントをおさえる必要があるという。栄養士が教える、ボディメイクにぴったりのつくり置きのコツをご紹介。

必要なカロリーを把握しておく

画像: 必要なカロリーを把握しておく

 ボディメイクのためのつくり置きで大切なのが、自分に必要なカロリーの目安を把握しておくこと。

 管理栄養士のメリッサ・リフキン氏は、「レシピを決めたり食材を調達したりする前に、自分適切な量のカロリーを把握しておく必要があります」と米Very well fitで説明。適切なカロリーは、身長や体重、基礎代謝、運動量などによって異なるため、把握したうえでプランを立てることでボディメイクの効率が高まるのだという。

3大栄養素を重視してまとめ買い

画像: 3大栄養素を重視してまとめ買い

 つくり置きで難しいのが、適切な量の食材をまとめ買いすること。しかもボディメイクのためのつくり置きでは、バランスがとくに重要になってくる。

 そこでキーワードとなるのが、たんぱく質、炭水化物、脂肪の3大栄養素。

 アンソニー・バルドゥッツィ氏は、「たんぱく質、炭水化物、脂肪の各カテゴリーで、その週に食べるおもな食材をそれぞれ3~5種ずつ買うようにしてみてください」と米Shapeでアドバイス。それにプラスして、複数種類の野菜も購入するのがオススメだそう。

さまざまな調理方法でつくるメニューを組み合わせる

画像: さまざまな調理方法でつくるメニューを組み合わせる

 ボディメイクのためのつくり置きでは、ただただ好きなメニューだけを準備するのは禁物。だからこそ飽きたり物足りなく感じたりすることも多いが、豊富な調理方法でつくる料理を組み合わせることでこれを避けられる。

 モニカ・モレノ氏は、「フライパンや鍋、オーブン、炊飯器などさまざまな調理器具を使った調理を取り入れることで、飽きることなく楽しめます」と説明。また、豊富な調理器具を使った料理をつくり置きすることは、同時進行でも進行できるため、時短にもつながると明かした。

 ボディメイクに適したつくり置きプランの立て方。気になる人はぜひ参考にしてみて。

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