食べすぎた翌日にできるリセット術
クリスマスや忘年会、お正月などイベントが盛りだくさんの年末年始には、ついごちそうを食べすぎてしまうこともしばしば。とはいえ我慢しすぎも禁物なので、適度に楽しみながら食事を楽しむためには、翌日にリセット術を実践するのがオススメ。
教えてくれるのは、アメリカ国内でトークショーなどにも出演する有名医師のエイミー・シャー医師。シャー医師が教える、食べすぎた翌日にオススメのリセット術をご紹介。
たくさん水を飲む
翌日起きたらまずするべきというのが、水をたっぷり飲むこと。
シャー医師は、「水は体内の毒素を排出するのを手助けしてくれます」と米Mind body greenで説明。水を飲んでデトックスを促すことで老廃物を排出しやすくなり、血流もアップ。脂肪が燃焼しやすい状況に近づけることができるそう。
前日の食事から12時間は断食
食べすぎを徹底的にリセットしたい人に向けてシャー医師が勧めているのが、12時間の断食。シャー医師は、「最後に食べてから少なくとも12時間は断続的に絶食してください」とアドバイス。
12時間の断食を勧める理由についてシャー医師は、「食べすぎた後に断食することで、腸を休めて回復させることができます」と説明。消化器官の休息時間が長くなると、腸内環境が改善したり、代謝がアップしたりとダイエットを支えるたくさんのメリットがあるのだという。
ちなみに12時間の断食をした後には、スープベースのメニューを食べるのがオススメだそう。食物繊維が豊富なワカメや昆布、キノコが入った温かいスープがとくにイチオシだとシャー医師は明かしている。
ビタミン類を積極的に摂取
食べすぎた翌日には、必要な栄養素を摂取することも大切。シャー医師は、ビタミンB、C、Dを積極的に取り入れることを推奨。ビタミンBが豊富な葉物野菜、ビタミンDが豊富なキノコといった食品のほか、サプリメントなどで摂取してもいいそう。
これらのビタミンの中でも、食べすぎた翌日にとくに欠かせないのがビタミンB群。大阪・梅田にある医療ダイエットクリニック「LIGHT CLINIC」で副院長を務める吹田春佳医師は、ビタミンB群が大切な理由について「摂りすぎた糖質や脂質の代謝をサポートしてくれるため、ダイエットに必須の栄養素です」と説明した。
医師が教える、食べすぎた翌日のリセット術。年末年始に食べすぎてしまった…というときに参考にしてみては。