長年プログレッシヴ・ロックを聴き続けてきたファンにとって、これ以上ない朗報が飛び込んできた。スティーヴ・ハケットとスティーヴ・ロザリーという、英国プログレ界を象徴する2人が、ついに同じ作品の中で音を交わした。アルバムのタイトルは『ザ・ロアリング・ウェイヴズ~轟く波』。2026年8月28日にリリースされる。
ハケットはジェネシスで、ロザリーはマリリオンで、それぞれ独自のギター美学を築いてきた存在だ。その2人が組むという構想は、長年にわたり噂レベルで語られてきたが、実現までには8年近い歳月を要した。
本作は全7曲、すべてインストゥルメンタル。滑稽さすら感じさせる遊び心のあるフレーズから、息をのむほど崇高な旋律まで、その振れ幅は広い。しかし、全編を貫くテーマは「海」だ。ロザリーが幼少期を過ごした港町ウィットビーで聞いた、冬の嵐の日の波の轟音。その原風景が、音となってアルバムに刻まれている。
制作はラケット・クラブ・スタジオや各自のホームスタジオで断続的に行われた。多忙なスケジュールの合間を縫っての作業だったが、ハケットが語るように、その姿勢は極めてオールドスクールだ。仲間同士が集まり、音を出し、時間を共有する。その感覚こそが、このアルバムの芯にある。
6月26日に公開されるファーストシングルを皮切りに、アルバムへの期待は一気に加速するだろう。2026年夏、『ザ・ロアリング・ウェイヴズ~轟く波』は、プログレというジャンルが今なお生きていることを力強く示す存在となる。
【アルバム情報】
●タイトル:ザ・ロアリング・ウェイヴズ~轟く波 (The Roaring Waves)
●アーティスト:スティーヴ・ハケット&スティーヴ・ロザリー (Steve Hackett & Steve Rothery)
●発売日:2026年8月28日(金)全世界同時発売
※日本盤CD発売予定あり


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