25周年を迎えたSUMMER SONICで、ソニックステージが1日だけ別の名前になった。「SONIC “METAL” STAGE – Curated by BABYMETAL」。フェスがバンドにステージ1日分を預けた形だ。8月16日、彼女たちはそこで12曲を鳴らした。(フロントロウ編集部)
ステージの名前が、1日だけ変わった
ユニバーサル ミュージックが発表したリリースによると、今年のSUMMER SONICでBABYMETALはソニックステージのキュレーションを担当。東京・大阪でそれぞれ1日ずつ、ステージそのものが「SONIC “METAL” STAGE」として立ち上がった。
出演枠をもらうのと、ステージの名前ごと預かるのとでは意味が違う。25周年の節目を迎えたフェスが、その日の音楽的な方向づけを1組に任せたということだ。リリースは、SUMMER SONICとBABYMETALが互いに欠かすことのできない存在として歩んできた軌跡が、ひとつのステージとして結実したと説明している。
BABYMETAL DEATHで始まり、Road of Resistanceで終わる12曲
8月16日、東京公演でのセットリストは全12曲。「BABYMETAL DEATH」で幕を開け、「メギツネ」「RATATATA」と続き、「Song 3」「Sunset Kiss (feat. Polyphia)」「Monochrome」「メタり!!」「from me to u (feat. Poppy)」「PAPAYA!!」を挟んで、「ギミチョコ!!」「ヘドバンギャー!!」、そして「Road of Resistance」で締めくくられた。
最新作からのコラボ曲と、初期からライブの軸になってきた曲が同じ列に並んでいる。今のBABYMETALがどこにいるのかを、曲順だけで説明したような構成だ。

O2アリーナ、Intuit Dome、さいたま。3つの夜が1枚に入った
この夏のBABYMETALは、日本限定企画盤『METAL FORTH (DELUXE JAPAN EDITION)』を携えて動いていた。8月5日発売、全15曲、税込6,300円のロングボックス仕様だ。
中身で目を引くのは追加収録の5曲。ダンス・ミュージックシーンを牽引するMajor Lazerと、同曲の制作にも深く関わったJordan Fishが、それぞれ「from me to u」をリミックスしている。
残る3曲はライブ音源で、日本人アーティストとして初めてステージに立ったイギリス・O2アリーナ公演、アメリカ・Intuit Dome公演、そして日本・さいたまスーパーアリーナ公演から1曲ずつ。イギリス、ロサンゼルス、さいたまの3つの夜が、1枚のなかに並んで収まっている。
封入されるのはダイカットステッカー4枚セット(メンバー3枚+ロゴ1枚)、ポスター、そしてフルカラーのZINE。
8月30日、サンディエゴから
この夏、LuckyFes ’26、CANNONBALL外伝、SUMMER SONICと日本のフェスを回った先に待っているのは、グループ史上最大規模となる北米ツアーだ。8月30日のサンディエゴ公演で開幕し、10月3日のサクラメント公演まで全20公演。11月28日のサンパウロからは中南米5公演に入り、12月12日のメキシコシティで一年を終える。
しかもファイナルは、BABYMETAL史上初となるスタジアムでのワンマン。前作『METAL FORTH』は全米ビルボードの総合アルバムチャートで9位に入り、日本人グループとして初めてトップ10入りを果たしている。その勢いのまま、規模だけが更新され続けている格好だ。
SU-METAL、MOAMETAL、MOMOMETALの3人体制になったのは2023年4月のこと。3年あまりで、フェスのステージ名を預かる側に回った。

















